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不顕性誤嚥について

<2015年04月19日 受信>
件名:不顕性誤嚥について
投稿者:みあ

たびたび失礼します。
経管栄養時の誤嚥についてですが、経鼻経管栄養で持続的に栄養注入している場合でも不顕性誤嚥は発生しうるのでしょうか。

胃管カテーテルがきちんと胃の中にない状態で注入すると誤嚥を起こす、と習いました。また、不顕性誤嚥については咳嗽反射が低下した患者で、口腔内の食物残渣や雑菌、睡眠中の唾液などを誤嚥して起こり得ると習いました。不顕性誤嚥は少量の誤嚥によりのみ起こるのですか?

たとえば、胃管カテーテルがきちんと胃に入っていない状態で1時間栄養剤が注入されてしまったとき等も不顕性誤嚥は起こり得ますか?

わかりにくくてすみません。
よろしくお願いします。

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No.1
<2015年04月29日 受信>
件名:無題
投稿者:匿名

少量の誤嚥でも起こりますし、大量の誤嚥でも起こります。というよりも、不顕性誤嚥という言葉は、咳嗽反射が低下した患者の気管の中に、唾液が入る状態を示しているので、量の問題ではないですよ。

少量の不顕性誤嚥によって、誤嚥性肺炎などが生じるのでしょうか?と質問したかったのかな~と想像して答えますが、

少量でも細菌が混入している場合は、誤嚥性肺炎になります。

胃にちゃんと入っていなかった場合とは?
気管に入っていた場合は、誤嚥性肺炎の可能性が非常に高くなりますし、食道の途中で管が丸まってしまっていた場合は、スムーズに食道に流れませんので、溢れるように気管の上部まで栄養剤が上がってしまった場合は、不顕性誤嚥が生じると思いますよ。

食道に入っていない可能性があるのに、一時間栄養剤を入れてしまってのであれば、すぐに医師に報告をして、検査が必要でしょう。

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