ベンチレーター装着後、意識があり、自己抜管のリスクがありドルミカムなどでセデーションをかけていました。その状態でJCS分類などの意識レベルの記載は必要ですか?私は変な感じがするのですが・・・
鎮静時でもレベル評価は必要だと思います。
なぜ、鎮静をかけているのでしょうか?自己抜管のリスクだけですか?
意識があって挿管されていたら患者さんは苦しいですよね。
苦痛だから自己抜管のリスクもあるのではないでしょうか。その苦痛をとるためのセデ−ションなら、きちんと鎮静できているかを評価するべきです。
あと、ドルミカムなどの鎮静剤は鎮痛効果はないので、疼痛評価もできます。
適切な鎮静のためにもレベル評価は大切です。
一般的には、鎮静スコアというものがあります。JCSは鎮静スコアRamsayスケールと同様の評価ができるそうです。その評価によって、鎮静が的確に行えているかどうか指標になります。意味のない鎮静はないはず・・・鎮静しているのならその評価もきちんと記載すべきと思います。
セデーション下での意識レベルの評価にはRSS(ラムゼイ セデーション スケール)が用いられます。
調べていただければ出てくると思いますよ。
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