療養型に勤務して、1年足らずです。
療養型だからというわけではないですが、色々不思議なことはあります。
皆様のお勤めの病院も不思議なことはありますか?
納得いかなければ、辞めるか、改善するかなんでしょうが、どちらも気力も発言力もありません。
私が、気になるのは、発熱(37.2℃以上)でアイスノン使用、熱がこもりやすい患者さんは、常時アイスノンを抱っこさせられています。
夏場は夜間空調が切れるから、アイスノンで体温調節らしいです。
褥瘡は水道水で洗浄(というか、だだしくは水をかけるだけ)で、ティッシュで拭く。
吸引びんの共有、経管を早く流すよう無言のプレッシャー‥‥。
そんなこと考える自分がおかしいんでしょうか?
どこの病院でも多かれ少なかれ、自己流ルールってありますよね。
私の務めていた病院でも、37.0以上で一点、37.5以上は三点が基本ルールとして根付いていました。
35台でも発熱しやすいから予防でクーリングする人もいました。
夏場は何十個と氷枕をつくっているのを見て、時間がもったいないし患者もたまったものではないなぁと思っていました。
結論から言えば、私は完全な改革できませんでした。
次の勤務帯に熱をもたせたまま渡すと何を言われるか分からない、自分だけやらないわけにはいかないという圧力があるんだと思います。
感染対策のようにマニュアルが明確にあり、委員会でこの通りにしましょうと言えば統一しやすいですが、個々の判断に委ねられるものは軽視されがちなんでしょう。
他の例では、寝たきりの痰が多い患者に生食または蒸留水オンリーのネブライザーの習慣もあって、30分かけっぱなしとかありましたが、これも個々の判断によるものなのでルールを作りにくかったです。モニター鳴って「sat下がってる」→「今ネブライザーかけてるから大丈夫」という会話が異常と感じる感性がないんです。
褥瘡や感染は委員会権限でマニュアル作って統一できましたが、クーリングとネブだけは何故か、みな頑なでした(笑)でも何人かはおかしいと感じている人がいましたから、同じような感性の人を見つけて、何人かで師長に提案したら一番安全でいいと思います。あとは医師にどれぐらいで冷やします?って指示もらってしまうのも確実ですが。これは申し送りの時も、堂々と言うことができます。
そこは辞めてしまいましたが、エビデンスの勉強をするいいきっかけになりました。
いやいや、おかしいでしょ!と一人で気をもむと疲れてしまいますから、少しずつ土台を作り、時には流しましょう。
恐らく向こうも自分のやっていることは正しいと思っているので、変えるのは難しいことです。
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