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傷、火傷は消毒してはいけないって本当?

<2015年01月19日 受信>
件名:傷、火傷は消毒してはいけないって本当?
投稿者:匿名

キズ・ヤケドは消毒してはいけない、という本を読んだのですが、本当にそうなんですか?
傷口を乾かすより乾燥させない方が良いというのも、言われてはいますが、実際はどうなんでしょうか?

傷口やナート後に、消毒してガーゼを当てて、濡らさないように患者さんに言いますが、それも違うのでしょうか?
これはまた別の話…?

皆さんのところでは、どうしていますか?

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No.1
<2015年01月19日 受信>
件名:現在傷の治療は湿潤療法が主流です。
投稿者:まめ

公立病院の形成外科勤務です。私が勤務する病院では、傷ややけどは湿潤療法を行っています。傷は乾かさないようきれいに毎日水道水で洗います。洗った後ワセリンとメロリンガーゼ(傷口が乾かないようにビニールっぽいものが片面に付いたガーゼ)で覆い、常に湿潤状態を保ちます。やけどの治療も全く同じです。消毒は絶対にしません。消毒すると傷口を治す為の良い菌まで殺してしまいますし、消毒したところで、数時間たったら菌は消毒前と同じ状態になってしまいますのでしないほうがよいです。傷口はきれいに洗うことが一番の治療法です。
今は湿潤療法が標準治療になりつつあります。時々他院からやけどに消毒+ガーゼを当てて来るか方が居ますが、ガーゼをはがすときに激しい痛みを伴いますし、出血もします。気の毒です。湿潤療法をされた方が痛みがなく、傷口も早くきれいに治癒します。


No.2
<2015年01月20日 受信>
件名:傷・火傷もいろいろですから
投稿者:momo

 傷・火傷といっても状態によってまったく処置方法は変わってきますよね。
また周囲の皮膚の状態や全身状態等によっても処置方法は違ってきます。一概になんでも湿潤させればよいわけでもないです。以前、ラップ療法がはやった時に、感染の見られる傷にラップ療法を行っておりどんどん悪化させていた人を見ました。
傷を見て・皮膚状態を見て・全身状態を見て判断すべきだと思います。

 
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