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精神科看護実習でプロセスレコードを実施する目的は?

<2014年08月26日 受信>
件名:精神科看護実習でプロセスレコードを実施する目的は?
投稿者:とんがり

精神科看護師をしています。
看護学生たちが実習に来て、プロセスレコードを3枚も4枚も提出していきます。
多すぎませんか?
更に、プロセスレコードの添削を看護指導者がします。
最初の提出が実習3、4日目なので勤務次第では、その日だけ指導にあたった看護学生のプロセスレコードを添削することもあります。
そんな一日、紙1枚で学生の感情の動きを理解して指導できません。
できれば、1年~2年一緒に居る看護教員に指導していただきたいのですが、うちの病院では、何故か指導者が添削することになっている。

プロセスレコードの目的は、看護場面における看護師自身の感情の動きに気づくというものだと思っています。
つまり、患者の感情の動きを自分で想像するだけであって、学生が目的としているのは、自分の感情の動きだということです。
このプロセスレコードを精神科で実施する意図は、あるのでしょうか?

自分の感情の動きがわからないまま、看護実習に来ているのであれば、実習に来る前に、友人や家族とのコミュニケーションの中でプロセスレコードを使用して、自分の感情の動きを把握してほしいものです。
実習では、精神疾患のある人の理解、治療の実際と治療上必要な看護の理解など、精神科看護を学んで頂きたいと思っています。
プロセスレコード(自分の感情の動きに気づくこと)に時間を費やすのは、もったいないと思います。

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No.1
<2014年08月27日 受信>
件名:無題
投稿者:匿名

おっしゃる通りです。


No.2
<2014年08月27日 受信>
件名:無題
投稿者:匿名

恐らく教員もいつも来ている訳ではないから患者を把握しきれないので、普段関わっている看護師の方が患者の理解がありその理解に伴って指導出来る…みたいな感じではないですか?

特に精神疾患はデリケートな病気なのでそういう考えなのかもしれません。

ただ、看護師がやらなくてもいいだろうと思います。
上司に相談されるというか何でそんなシステムなのか聞いても良いと思いますが。


No.3
<2014年08月28日 受信>
件名:精神科実習担当看護師です
投稿者:きの

私の病院の目的としては、まず精神科の現場に慣れてもらうことを一つにあげています。
ですので精神科での治療の実際などは二の次です(笑)見学実習や各メディカルスタッフからの講義はしてますけどね

正直、最初は偏見や恐怖感を持っている学生さんがほとんどではないかと思うんです
そこでのコミュニケーション。がちがちですよね。そんな上手くいかないコミュニケーションの中でも自分は看護師として患者さんに向き合えているのか、患者対応での基本である受容・共感ができているのか、自分の考えに偏りがないか、自己の防衛機制が働くのはどんなときに何がか、などを知る絶好の機会が精神科実習ではないかな~と考えています。相手(患者さん)の気持ちと自分の気持ちにこんなに集中して考えることが他の科の実習では学生では難しいかと思います。
そこで改めて知ることのできた、自分の看護に際しての考え方や患者対応に際しての心の動きって、後々の学生さんの看護現場で(臨床に出た後も)生かされていくんじゃないかな~いってくれないかな~って思って毎日のプロセスレコード×6人分みてます(笑)
確かに事前に出来てたらいいんですけどなかなかですよね(笑)
精神科だといって手を抜いた記録書いてくるし

学生さんの記録を見返すと受容ってなかなか十分に出来てないことが多くないですか?
その受容ができていない背景に何があるのか、自分のどんな心の動きが関係しているのか、精神科の看護技術でも重要になってくる患者の受容・共感についても改めて見直せ、次に生かせる記録ではないでしょうか
長文の上、質問の答えになっていないかもしれません。すいません。


No.4
<2014年08月28日 受信>
件名:返信ありがとうございます。
投稿者:とんがり

自分は看護師として患者さんに向き合えているのか、患者対応での基本である受容・共感ができているのか、自分の考えに偏りがないか、自己の防衛機制が働くのはどんなときに何がか、などを知らないまま他の実習を受けていることもあるんでしょうか。
精神科実習は、患者のこと(精神疾患)を学ぶことよりも、自分の感情の動きを知ることに重きを置いている学校が多いんでしょうね。受容、共感は、精神科にとって学ぶべきコミュニケーション技術ですが、自分の考えよりも、まずは患者のことを知りたいという考えを持って欲しいなと思います。
他の領域の実習では時間がなく出来なくて、精神科は時間があるから、という理由でプロセスレコードをするのであれば、本当に実習を受ける前に学校でやって来ていただきたいものです。


No.5
<2014年08月31日 受信>
件名:無題
投稿者:匿名

とんがりさんへ。
その考えをそっくりそのまま臨床指導者会で学校側に伝えたらいいですよ。
臨床指導者会などの会議は必ずあるでしょうから。
自分が参加する立場でないなら、師長なり参加者なりに伝えて回答もらうか、改善してもらうかすれば良いのではないでしょうか?
因みに、私の勤務している学校では 教員と臨床指導者の両者が見ています。


No.6
<2014年09月10日 受信>
件名:無題
投稿者:匿名

ご質問の内容からは逸れるのですが、私は学生時代に実習でプロセスレコードを書いてとても良かったと思っている者です。
やはり精神科の看護師さんが指導してくださったのですが、自身のコミュニケーションの有り様について気づかされることが多く、加えてそれが現場で働く看護師のアドバイスだったからこそストンと納得できたのだとも思います。
看護師として働き始めてからもその時のことはずっと憶えていて、患者とのコミュニケーションで何か引っかかるものがあった時は自分なりに記述してみたりもしていました。
今でも紙に書くことこそなくなりましたが、頭の中で患者とのやり取りを振り返って分析することがあります。
そういった振り返りは多くの看護師が自然としていることなのかもしれませんが、コミュニケーションが苦手な私には実習でプロセスレコードを記録し、看護師からアドバイスを受けたことが大きく影響したと思います。
日常の業務に追われる中での指導の効率化という意味においても、また実習を充実させるという意味においてもプロセスレコードを実習の中で行う必要性については考える余地があるのでしょう。
ただ、あの時の精神科の看護師さんと同じく学生と向き合っていらっしゃる主さんにありがとうとお疲れさまですとお伝えしたいと、思わず書き込んでしまいました。

 
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