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コリンエステラーゼ阻害薬についての投稿で

<2014年06月29日 受信>
件名:コリンエステラーゼ阻害薬についての投稿で
投稿者:レモン

ネットの投稿で、

「重症筋無力症の治療にはコリンエステラーゼ阻害薬を用いるが、コリン作用薬は用いない。どちらもアセチルコリンを増やすのに、なぜコリン作用薬ではだめなのですか?」

というようなものを見ました。

私は通信で看護を勉強しています。ちょうどここをやっているので気になったのですが、この答えは、

コリンエステラーゼ阻害薬は、骨格筋の神経・筋接合部にあるニコチン性アセチルコリン受容体を刺激し、骨格筋の収縮を強めるけれど、コリン作動薬にはその効果がないから、ですか?

初歩的な質問ですみません。力を貸してください。

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No.1
<2014年07月04日 受信>
件名:無題
投稿者:匿名

コリンエステラーゼは、
運動神経や交感神経の節前繊維
副交感神経の節前節後繊維に
放出される神経伝達物質である
アセチルコリンを分解させるはたらきが
あります。
重症筋無力症では、
運動神経からの興奮が筋肉に
うまく伝わらないところから
でてくる疾患です。

コリンエステラーゼによって
アセチルコリンが分解されてしまうと
運動神経が興奮が伝わらないため、
それをそがいすることで
アセチルコリンの分解を阻害し、
運動神経の興奮を筋肉に伝わりやすく
させるのだと思います。

逆にコリン作動薬は、
アセチルコリンの作用を促進させているのですが、
先程述べたように、
アセチルコリンは副交感神経の神経伝達物質でもあり、
それを促進させるため、
副交感神経が優位にはたらくだけであり、
コリンエステラーゼ阻害薬のような
作用がないから
使わないのではないでしょうか?

間違っていたらすみません…。


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