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手首式血圧計と上腕式血圧計

<2013年11月17日 受信>
件名:手首式血圧計と上腕式血圧計
投稿者:さゆり

とある総合病院に勤めているものです。
勤務している病棟にはもともと水銀血圧計2台とアームイン血圧計2台と手首式血圧計2台が有りました。業務効率の悪い水銀タイプは誰も使用していません。手首式タイプもエラーを起こすことが多く、予備の為に置いてあるといった状態です。結局、人数の多い日勤帯(約6〜9人)ではアームイン式2台をスタッフ間で共有しあっているのが現状です。
先月の病棟会で、スタッフの間から師長に対して血圧計を増やして欲しいという希望が有りました。師長からは「いろいろもっと優先的にお金を使わないといけないことがあるからすぐにとはいかないが、以前から部長に話してあるから近いうちに来るだろう」との返答がありました。
そして、今月新しい血圧計が到着しました。その血圧計はcitizenの2000円代の手首式血圧計でした。ここで私は疑問に思いました。

日本高血圧学会では、家庭においてでさえ上腕式血圧計を推奨しています。手首式は、心臓から離れてある場所で測定するため変動が激しいからです。
では、なぜ病院という患者の正確なデータを必要としている機関が手首式を購入したのか。おかしくないか。やはり、相当経営がうまくいっていないのか………

みなさんの病院では、どのようなタイプの血圧計を使っていますか?一般的に規模の大きい病院であればテルモのエレマーノを多く使用してるのでしょうか?

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No.1
<2013年11月17日 受信>
件名:無題
投稿者:匿名

うちの病院は水銀式は廃棄の関係でなくなりました
上腕、大腿タイプのデジタル式か手首タイプもおいています
病院は年に一回は点検してます


No.2
<2013年11月17日 受信>
件名:無題
投稿者:匿名

うちの病院の話 病棟にいたころ ボロっこい手首血圧計がいくつかあり 早いもの勝ちで ましなやつを選んでました 私はいつも使えないようなおんぼろしか残らず 仕方なく 自腹でシチズンの5千円の手首をポッケにいれてました私のマイ血圧計が病棟で一番新しくまともでしたし
温度表の記録もそれで書いてました

やがて外来勤務になり それをまた使おうとしたら 正確じゃないから 使用禁止になりました アームイン式を みなで共有してますよ

ちなみに 施設勤務のときは クソ忙しいのに水銀水銀といわれ 黙って手首で測定したら バレて すごく叱られました

それで 暇なときに 3つを比べてみましたが それほど誤差はありませんでした
体温計も 30秒 一分 3分 とあるけど 忙しいから 早く測定したいですね

私も どれがいいかわかりません 部署によって 言うことまちまちですしね


No.3
<2013年12月04日 受信>
件名:血圧がなぜ測定できるか考えましょう
投稿者:エミネムおじさん

健診での血圧測定と、入院患者の管理とで必要とされる精度は異なってきます

手首と上腕で誤差はないとカキコされている方もいますが、それは印象での話です。
末梢神経の石灰化がある方など高齢での血管硬化進行があれば、上腕と手首での誤差はより大きくなります。よって、原則上腕での測定が必要です(それでも左右でも誤差があるなどキリはないですが)。測定している意義を考えて、機器は選択した方がよいでしょう。

病棟だと夜勤2人で40人以上看るブラック病院にいるので、しょうじき水銀血圧計は使っている場合ではありませんが、経時的に変動をプロットする必要がある患者さんには水銀血圧計、最悪でも上腕で、いつも同じ場所で測るようにしています。

業務量の軽減といってしまったら身もふたもありませんが、そういう事情も抱えているところもありましょう。でも、この人はという方をピックアップして必要な人には上腕血圧計で測る必要があります。それも面倒というのなら、しょうじき勝手にやってくれって感じです。

手首血圧計でもその誤差を汲んだうえで、経時的に変動をみていくことできますし、どう利用していくか、道具は使う人間次第ですからね、方法に溺れず触診での結滞の有無や動脈の拍動の強さ、等々数字だけでない所見を併せれば、手首血圧計でも目くじら立てて怒られるものではないとは思いますが・・・誤差という意味では、上腕血系でも座位と臥位で違いますし、それを一緒くたにしては、正確云々以前の問題ですけど。正確性を求めたらきりがないし、どこで線を引くかは各施設・病院の決め事に従うべきでしょう。


おまけですが、世界的には2020年までには水銀血圧計は廃止していく方向だそうです。有害な水銀を無くしていく流れですね・・・いずれは過去の産物になります。

 
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