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療養病床入院患者の計画について

<2013年08月27日 受信>
件名:療養病床入院患者の計画について
投稿者:paranoia

86歳男性、誤嚥性肺炎患者の終末期の看護計画についてですが良きアドバイスをください。現在カテーテルチップで食事介助して1500kcal/dayの食事をしています。

誤嚥性肺炎で入院してきて不顕性誤嚥で肺炎を繰り返し、施設退所家族にも医師から説明して積極的治療は望まないという方向になっています。以前は食事もチップで善良食べていたり1~2割と食事ムラありましたが最近はむせや嚥下遅延、航空内溜め込み多くなり2割~数口の摂取です。inも少ないので尿量は300~100ml昨日は日中で20ml弱でした。意識はありますが発語なくJCS3くらいです。
看護計画は「嚥下機能の低下による誤嚥を予防する」ということで立案していますが家族に上記のような説明をして積極的治療を望まないとなった場合、プラン変更として看取りの看護としての計画は目標として「ターミナル期におけるQOLの低下を予防し安楽な時間を過ごせる」と考えています。問題点としては全身状態の悪化による廃用症候群の予防と考えていますが具体策のT-P,O-P,E-Pが思いつきません。医師も家族からDNRと承諾を取っているため以前はinが少ないときはDivとラシックスivを使用し利尿を図っていましたがだんだん末梢ルートも厳しくなりHr20mlでも様子見という形す。CVも入れることなく、PEGも造設せず干されていくのをただ見守るような感じです。
上記のような方向性で良いのか困惑しています。療養系の病院で急性期ではなく亜急性期から慢性期の患者が多く計画の展開に苦慮しております。焦点もぼやけてしまい、皆様のアドバイスをいただきたく思います。文献を書店に行き、探しましたがこれといった的を得たようなものが見つからずここに来ました。よろしくお願いします。

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No.1
<2013年09月01日 受信>
件名:療養型勤務です
投稿者:とくめい

ここに書かれたことだけに対する意見なので、まあ一つの感想と思ってください。

>CVも入れることなく、PEGも造設せず干されていくのをただ見守るような感じです。

途方に暮れている感じがいたします。
患者さまのゴールが見えないので、問題点も具体策も思いつかないのかな、と。
問題は困っていること、課題は解決すべきこと。
とすると、課題(問題点)として上げていることは、看護の力で解決できることでしょうか?
ただ見守るような感じ=何にもすることがない無力感を感じているような印象を持ちました。

うちの病棟では結構治療しちゃいます。
ぱんぱんになるまでCVCで輸液いったり。
それを空しいと感じていますが、ある意味では治療に目を向けていると「何もすることがない無力感」を感じなくてすんでいるのかも。

医者は「患者の死=医療の敗北」という価値観です。
看護はそうではないと思いますが、どうでしょうか。


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