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患者の死に対する自分の気持ち

<2013年01月25日 受信>
件名:患者の死に対する自分の気持ち
投稿者:ぬん

看護師四年目の者です。
後輩との会話で、思ったことがあったので、相談させて頂きたいです。
この間、後輩がステルベンにあたり、悲しくて泣いたという話を聞きました。その前に亡くなられた患者さんのデスカンファのときにも、涙ぐんでいました。急変時にVF波形が出たので、これがVF波形だよ。と言うと、怖くて見れませんと、モニターを見ませんでした。
怖くなったり、死を目の当たりにして悲しかったんだろうなぁと感じてはいたのですが、私自身、ステルベンにあたったとき、悲しくなったり、泣いたりしたことがありません。
その時の気持ちや頭の中は、私はどういう風に動けばいいか、こういう時はどう対処するか、先輩の動きをみたりしています。酷いかもしれませんが、急変時も恐怖もありますし、どうしたらいいかわからないという気持ちもありながら、こういう機会を逃したら覚えられない!っていう、好奇心ではありませんが、悲しい気持ちになったりすることがないです。変に冷静になってしまうんです。
療養病棟で働いており、ステルベンにあたったり、急変時に携わる機会が少ないです。

後輩の話を聞いていて、私って人が亡くなる悲しみを感じないのでは?感情が欠落しているのか?と、思っています。

みなさんはそういうことはありますか?
私はやっぱり感情が欠落しているのでしょうか・・・

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No.1
<2013年01月25日 受信>
件名:よくわかります
投稿者:匿名

去年義母を亡くしたとき、主人に「お前は人の死に慣れすぎてる!」と怒鳴られました。なんでそう思われたのか、分かりません。わたしにとっては患者さんの死とは全く違うものだったんですが。
実父を亡くしたときも、病院で泣き崩れる姉や母を見て「わたしがしっかりしなきゃ!看護師なんだから!」と思った途端、涙が止まってやけに冷静になりました。
切り替えの早さに、自分でもびっくりした覚えがあります。

慣れているといえば慣れてしまっているのでしょう。
ですが、目をそらさずに死を真正面から見つめてきた結果だと思ってます。


No.2
<2013年01月25日 受信>
件名:先ず仕事
投稿者:猫

仕事ですから、ぬんさんの姿勢で良いと思います。
VF波形が怖くって見れないって見逃すと同義ですね。
患者も家族も看護師には先ず、プロとして急変に対応してもらいたいんじゃないですか。
泣くのも怖がるのも看護師に、その場で求められる行為じゃないですね。
感情が欠落してるんじゃない。プロとしての心構えをそなえてるんです。
反対に後輩は未だ、ヒヨコ。うぶ毛が生えてる程度のね。看護師が泣きながら対応してるのを家族の立場で見たら『なんか見逃してるんじゃないの?だから急変したんじゃないのかしら』と不信を感じる。

穿った見方をすれば『患者さんが亡くなって涙する私。女の子♡』今後も同じなら看護師には向いてない。人命を扱う仕事に従事されたら助けられる命も助けられません。

只、プロとして感情を抑制する事に慣れ過ぎると泣き難くなることは有るかも知れません。泣きたいときは自宅で泣きましょう。
何が何でも業務中に泣くなとは言いませんが、『すべきことをする』これが大切。


No.3
<2013年01月25日 受信>
件名:私もです
投稿者:きのこ

私も患者さんの死に対し、本気で悲しくなったり、泣いたりしたことが一度もありません。私は昔からこういう性格なので特に悩んではないです。
ぬんさんは急変時など看護師としてどう動けば良いのかを考え冷静になれる力を持っています。私は急変時などいつも慌ててしまうので羨ましいです。
看護師として患者さんの気持ちに寄り添うことはもちろん大切だとは思いますが、やはり患者さんは患者さんで赤の他人です。
悲しいときは悲しい嬉しい時には嬉しいそう感じるのは今まで生きてきた環境によって人それぞれです。自分の感情は変えることはできません。
同じ映画を見て感想が違うように、みんないろんな感じかたがあって良いと思います。


No.4
<2013年01月25日 受信>
件名:心配しなくて良いのでは?
投稿者:同期

責任感が強いだけではないのかな、と思いました。

もし、患者の急変時に看護師全員が悲しんで動けずにいたらどうなります?
私が患者なら、その後輩よりもぬんさんに看てもらいたいです。感情が欠落している看護師だなんて思いません。頼りになるなぁ、と安心します。

そんな風に悩むこと自体、健全な感情がある証拠!自信を持って下さい☆


No.5
<2013年01月25日 受信>
件名:無題
投稿者:匿名

いや、そんなことはないのではないでしょうか?

一種の適応だと思いますよ。いつもいつも亡くなる患者さんに泣いていては仕事としてもたないでしょう。冷たい人間なのではなく、あなたがこの職業に順応してずっと働いていくうえで身に付けた適応行動とも言えると思います。


No.6
<2013年01月25日 受信>
件名:無題
投稿者:匿名

ステルベンあたる経験ある程、冷静になるんじゃないでしょうか?ステルベンが多い病棟で働いてますが、ステった患者さんのご家族が号泣してることがよくあります。自分は処置にまわるけど泣かないです。関わり多かった患者さんの死は悲しいです。ご家族にすれば看護師より当然、思い入れがあるわけで、看護師の立場では他人になるわけですから…家族を上回って泣くのは失礼だと考えてます。職業上「看取る」を念頭に労って最後に一礼します。でも、麻痺ですかね。


No.7
<2013年01月26日 受信>
件名:無題
投稿者:匿名

欠落しているのではなく、あえて冷静に業務を遂行しようとしていらっしゃるのでしょう。私もよく、感情のレベルを鈍にしますよ。センシティブに反応しすぎていては、仕事になりませんし、自分の心が壊れてしまうし、防御反応のようなもの、と思っています。
ただ、主さまは三年の経験がおありになるなら、ある程度死とか急変への対応に慣れて来られているのではないかと思います。であれば次はほんの少し、亡くなっていく患者様本人や、看取り残されるご家族様の気持ちに添ってみてはいかがかしら。看護師さんは冷静に対応してくれたけれど、最後には涙ぐんでいた、というのは患者さんのご家族にとっては嬉しいと思うし、人間として自然な反応な気もします。お互い、プロの仕事を目指しましょうね。経験25年のナースより。


No.8
<2013年01月26日 受信>
件名:無題
投稿者:ぬん

みなさん、たくさんのアドバイスありがとうございます。こんなにもたくさんの方からアドバイス頂けて嬉しいです。

私自身、ステルベンにあたったのは5回ほど、エンジェルケアに携われたのは2回目でした。

ほとんど外回りをしていたため、携わる機会がありませんでしたし、ステルベンや急変がほとんどない病棟なので、一般病棟に比べたら経験は少ないのかと思います。

変に冷静になったり、処置の仕方を覚えなくちゃと思ったりで、自分にいっぱいいっぱいですが、経験していくうちに慣れてしまうんですね。
後輩をみて自分は感情が欠落しているんだ、嫌だなぁって思っていました。
だからみなさんの話を聞いて安心しました。
ありがとうございますm(._.)m

 
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