件名の通りのことを疑問に感じています。内シャント造設は動脈と静脈を吻合しますがたくさんの動脈血と静脈血が混ざることで体に害はないのでしょうか?このことについて書いている文献が無く分からず困っています。分かる方は回答宜しくお願いいたします。
透析で働いていました。
血液が混ざる事自体は問題なく、またすぐに心臓にもどって、肺循環にまわります。上肢には他にも動脈や静脈はありますから、大丈夫ですよ。
ただ、動脈は末梢血管抵抗を受けていますので、シャントを作成するということは、血液が末梢にいかずに静脈に流れていくので、その抵抗が少なくなります。それは、心臓が弱っている患者さんに対しては、負担が多いことになります。
なるべくシャント吻合部を小さめにしてみたりしますが、あまり小さすぎてもすぐにシャント閉塞してしまったりします。
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