赤みのある粘液便の中に黒っぽいプニュプニュした塊が混じっている患者さまがおられました。
今までは、このような便の形状の表現で『フォアグラ状の血便』と、言っていました。
排泄物の量の表現で「たまごくらい」「親指くらい」などの物にたとえて伝えることと同じで、形状が食べ物のフォアグラに似ているのでそう言っていると思い込んでいました。
先日、『コアグラ状の血便』では?という指摘がありました。その方も、よくわからないようで・・・
もし、他のスタッフも『フォアグラ』と表記していますので、『コアグラ』を『フォアグラ』に聞き間違えてみんなで使っていたらとても恥ずかしいです。
ネットで調べてみましたが、『コアグラ』とは、臨床的には凝固した血液(凝血)を指すことが一般的。や、尿や胃液や生理などに混じっている凝固した血液と書かれていました
が、便で使うのかがよくわかりませんでした。
個人的には『コアグラ』はサラサラしている液体に、粒上の物が混じっているようなイメージがあり、ドバット塊で出ている粘液便のイメージとはなんだか違和感があります。
ちなみに、『フォアグラ状の便』という表現も個人のブログの中で見つけたぐらいです。
調べれば調べるほど???わからなくなってしまいました。
皆様のところではどのように表現されていますか?
『フォアグラ状の血便』という表現は不適切でしょうか?
コアグラだと思います。
どろっとしたものでも、小さいものでも血塊のことはそう言ってます。
フォアグラ…は、日常的な食べ物ではないので、そう言われてもピンとこないことも多いのでは?と思います。表現として適切ではないと思います。
もう一つの理由として、食べ物で例えないという意見もあります。
便のことを言いたいのなら、私なら「コアグラ混入の便」「便にコアグラ混入」等と書くと思います。コアグラか断定できない場合は「コアグラ様の〜」です。 ※コアグラさまじゃないですよ。。
コアグラです。
早々のお返事ありがとうございます。
すっきりしました。
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