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シャント造設者の採血

<2010年07月14日 受信>
件名:シャント造設者の採血
投稿者:未熟者

シャント造設者の採血についての質問です。

?右腕にシャントを造設している患者の場合、腕を締め付ける採血・点滴・血圧測定については原則は下肢からで良いのですよね?

?また、下肢が困難な場合は、第二選択部位は左手掌、第三選択部位は右手掌で良いのでしょうか?

?なお、シャント造設した上腕での筋注(デポ剤含む)も禁なのですか?
先輩が筋注もやめた方が話していたのですが、私は???で疑問に思いました。筋注の場合は上腕を締め付ける訳ではありませんよね?ただ、シャント近くの血管を損傷するリスクはあるかもしれませんが、それほどリスクを伴うとも思えません。


新人時代に内科に勤務したことはありますが、基本を押さえずに移動をしてしまいましたので知識不足です。
ご助言頂けると嬉しいです。よろしくお願いします☆

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No.1
<2010年07月17日 受信>
件名:以前透析室にいました。
投稿者:匿名

基本的に、シャント音が弱い未発達シャントの方でなければ左手でも血圧・採血してます。透析中の患者は反対の腕で血圧測りますしね。シャント肢で血圧測定しないのは圧迫によるシャントの閉塞を防ぐため。採血しないのは駆血による圧迫をさけるのと、シャント血管につながっていると血流が動脈に近くなって止血がしにくいため、また万が一の感染を防ぐためです。反対の腕でも採血や血圧測定を避けるのは、私の経験上ではシャント造設直後でシャントの発達が確認できていない時か、シャント音が弱く反対の腕で再建する可能性がある時くらいでした。判断つかず心配でしたら下肢でやったほうがいいでしょう。シャント肢の筋注や皮下注が禁止と言われたことはありませんが、注射後に硬結ができるような注射は念のため避けていたように思います。まぁ何事も反対の腕にしたほうが無難ではありますね。


No.2
<2010年07月17日 受信>
件名:無題
投稿者:未熟者

匿名さん、ありがとうござます。

専門性の強いものの学習は難しく(文献には詳細の禁忌まで記載されていませんので)、こちらで質問させて頂きました。

参考にさせていただきます☆ありがとうございました☆

 
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