現在、胸膜炎の患者さんで胸腔ドレナージを行っている方がいます。各病院によって違うと思いますが、患部のガーゼ交換は毎日行いますか?病棟のスタッフに聞いたら、意見がバラバラでした。参考書をみても書いておらず・・・因みにこの方は、結核菌が検出されており塗沫ではマイナスなため、大部屋対応です。
私の意見としては、ドクターの診察時や、万が一テープが外れてしまった時のみ交換したら良いのではないかなと思っています。むやみに触ると、感染してしまう恐れなどの二次感染が考えられるという二つの考えがあります。皆さんの病院ではどのように行っているのか教えてください。
呼吸器科で勤務しています。原則として、ガーゼ交換は、毎日しています。挿入部の赤赤や腫脹はないか、カテーテルの固定、ナートが外れていないか、逆流による排液が原因で、感染を起こしていないかを確認して、挿入部を消毒して、清潔を保つためです。必ず、医師より、感染予防目的で、抗生剤の点滴をします。
胸腔ドレーンの刺入部は、当院外科では基本毎日包交していますが、ガーゼ汚染がなければ中1日ならあけても良いというふうになっています。ガーゼの上からマルチフィクスというフィルム剤でパッキングをし、パッキングにガーゼ包交時日付を書くようにしています。他のドレーン刺入部も同様です。
消毒はしておらず、ガーゼを外してシャワーにも入ってもらいます。(ほとんどの患者さんは怖がられるのでパッキングしたままですが・・・^^;)
こんにちは。とある病院勤務の呼吸器科医です。
2点
1点目
結核性胸膜炎の患者さんは喀痰から結核菌が出ていなければ隔離は必要ないです。
隔離が必要なのは肺結核のみで他の結核感染は隔離の対象外です。
結核は全臓器に感染を起こす感染症で、どの臓器に感染しているかでえらく話は変わります。
2点目
毎日ガーゼなんか変える必要ないです。
エレバンやテガタームなどなど施設によりいろいろあると思いますが、挿入部は透明フィルムで観察できるようにさえできれば、ガーゼは不要です。
毎日表面だけイソジンで消毒しても無意味だと思われます。
おっしゃる通り、触らないのが一番です。感染起こせば、消毒ではなく、即抜去と抗生剤投与です。
膿胸になってしまいます。
感染を起こさないようにするのは、挿入時の消毒、清潔操作が重要です。そのあとはいかに触らないかです。
便乗いたします。
気胸のケースですが、当院もドレッシング保護をして対応しておりました。
しかし、気胸が手術になった時に、心外の医者チームから
「おい、内科のドレーン管理はどうなっているんだ!刺入部が汚すぎるぞ。
消毒ぐらい毎日しろ!」と言われ、結局毎日ガーゼ交換をしている状況です。
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