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ベッドUP時、Aラインのトランスデューサーの高さについて

<2009年01月20日 受信>
件名:ベッドUP時、Aラインのトランスデューサーの高さについて
投稿者:リチオ

はじめまして。
私はICUで働いている看護師です。
先日病院をかわったのですが、前のICUではA圧のトランスデューサーの高さをベッドUPごとに患者の心臓の高さに位置を変えていました。
しかし、今のICUではフラットにて勤務はじめに0点校正をした位置からベッドUPしてもトランスデューサーを動かしません。
どっちが正しいいのか自分なりに調べたのですが、わかりませんでした。
どちらが正しいのか理由をつけて教えてください。よろしくお願いします。

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No.1
<2009年01月22日 受信>
件名:無題
投稿者:ささき

わたしの勤める病棟ではギャッジアップしてもAラインのトランスデューサーの位置は変えないですね。

リチオさんの言われるとおり正確な圧を出したいのであれば、0点を合わし直したほうがいいのでしょうが、Aラインはあくまで指標で結局は実測を重視しますので、実測とモニターとの誤差が把握できていればいいんじゃないでしょうか?
わたしが0点移動が必要と考えられるのは、両手とも血腫やなんらかの原因で血圧測定できず、血圧の指標がAラインしかないときか、ギャッジアップしてもよっぽど循環が不安定でAラインで正確にモニタリングしたいときぐらいでしょうか?
PA圧、RA圧、CVP圧などはベッドフラットの状態で測定するので0点を動かす必要はないですし、ギャッジアップした際もギャッジアップの高さに寄ってあわせ直すことを考えたら、めちゃめちゃ小まめに変えないといけなくなって忙しいとそんなことできないです。

今は勤務されてる病院のやり方に従うのがいちばんだと思います。一人違うやり方だと周囲のスタッフも混乱すると思うので。


No.2
<2011年05月28日 受信>
件名:今更ですが
投稿者:さんたろう

ベッドアップをしても0点を合わせ直す必要はありません。0点は大気圧に対しての0なので、ベッドアップしていてもしていなくても、トランスデューサーの位置によって出る差異は考慮する必要ありませんので。

ただし、ベッドアップ時に生じるトランスデューサーと右心房との位置差はモニター上無視できない違いが生じます。なので、基本的には右心房の位置にトランスデューサーを移動させるほうが良いと思いますが、そもそも仰臥位と座位による患者側の血圧の違いもあるので、トランスデューサーを移動する手間を考えたら、「違いがこのくらい生じる」と看護師が分かっていればいいという意見も一理あると思います。

ただ、違いが生じることを知らずにカテコールアミンの調整をしたり、血圧の上昇を医師に報告することは、患者に害を与えますので、圧ラインを扱うスタッフには周知しておいたほうが良いかと思います。

 
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