看護師お悩み相談室

30代後半の者です。
現在は働き方を見直して臨床から離れています。

客観的にみて看護師の仕事は凄いと思うようになりました。
「行動しながら考える」…パトリシアベナーも述べています。

看護はART and SCIENCE とも言われます。
自分がはまってのめり込んでいた看護ってなんだったんろう、と考えるように。

本来なら大学院などに進むべきかと思いますが、まだ先になると思います。

現場は大変なのがわかったうえで、もう一度戻ろうと思います。

ネットでは看護師はブラックだと揶揄されることも多いですが、
私のように違う視点で看護を学び直したいという人はおられますか。

勤続何年経ち、そのようなところまでこられましたか？

やっぱり臨床に戻ってなんぼですのでまずは再就職ですね
私はしばらく病院で仕事してなかった間に時間があったので他分野の勉強をしていましたが、看護師さんや医療職が同級生に多かったです
勉強熱心な方が多いんですよ、本当に
それがいい意味だけでもないんだなと、客観的になりましたね

大学院良いですね
師匠も大事ですが、特に良い学友ができると良いですよね
年齢や仕事、立場の違う友人ができたことがありがたかったのでお勧めです

看護を学びなおしたい、と思うことはなかったです。20代前半で医療業界から離れました。でもさらに稼がないと生活できない、じゃあどうしよう、もったいないからペーパーナースを脱却したい。で、30代後半でまずは高齢者と関わろうと思ってデイサービス、次に看護技術を習得しなおそうと療養型に。そして急性期に今います。
昔よりサービス残業はかなり軽減されています。夜勤前のお薬確認と準備で1時間前サービス業務をするくらいです。
ですが以前よりも高齢者認知患者がとにかく多くて離床センサーはもちろん自己抜針されないように抑制。おむつ着用がオペ後の一時的なものではなくて継続的なため朝のおむつ交換ラウンドに2～3時間かかります。
看護師がブラック、というよりも患者が看護師のことを見下している感、または患者本人は願ってもいないことを無理強いさせられている感のため、お手伝いして差し上げてもありがた迷惑がられるときのこちらの脱力感があります。認知だから仕方ない、と思っていても他の業種の人はもっと違ったやりがいを得られるんだろうなというやるせなさを感じます。そして記録物の多さです。本来の症状観察記録以外にエトセトラ、いざというときの裁判のためか保険点数のためなのか、カーデックスの時よりもはるかに増えました。患者のベッドサイドでケアに勤しむ教育ではなくて電子カルテに多項目をもれなく入力することに心血注ぐ日々です。主様はそれを望みますか。

NO.1さん
コメントありがとうございます。
勉強熱心な人が多い→良い意味だけではないというのはどういうことですか？
はやり机上の勉強だけでなく臨床と掛け合わせてこそ生きる分野ではありますよね。

No.2さん
現場のことを言語化してくださりありがとうございます。
2年前まで急性期におりましたので、あぁそうだった、大変だったと思い起こされました。医療の高度化に患者の意思決定支援がついていかず、認知症患者に対しても先端医療を行っていて首をかしげることも多々でした。
記録が多くて患者のケアに時間を思うように割けない毎日でした。

現場で若手を教育するのも大変ですよね。それでも医療を支えていかないといけないので、力になりたい思いはあります。
お金を稼ぎたい人ばかりがイヤイヤ仕事をし続ける現場になりかねないのでは？と危惧してますがどうなんでしょう。

看護の学び直しと言うよりは、40前に仕事への取り組み方について見直すようになりました。
それまでは仕事に行くだけで精一杯で家に帰っても勉強なんか一切せず完全オフだった私ですが、職場での経験年数が上がるにつれ周りからは頼られる事が増えてきました。
見せかけで出来てる風を装う事に嫌気が差してきて、このまま定年まで薄っぺらい仕事人生は嫌だなと思った事がきっかけで、ちゃんと勉強するようになりました。

ちょっと主さんの聞きたいニュアンスとは違うかも知れませんが、分からなかった事が分かる、知らなかった事を知る事が出来るって楽しいなって思うようになり、学ぶ楽しさを得ることができました。
私の場合は勤めていた経験年数よりも人生におけるターニングポイントや人生の折り返し地点というワードが大きく影響してます。