男性バルン装着患者の入浴する注意点お知らせを下さい。
バッグを湯船に浸けない、とか。
あと、クレンメ(クリップ)を閉じて長湯をしない…とか。
風呂上がりは水分補給を。
他の人も一緒に入るのかな?
バルンというのは膀胱留置カテーテルのことでしょうか?
カテーテルを留置したままの状態での入浴であれば、カテーテルと尿道とのすきまからのお湯の逆流の可能性はゼロとは言えず、ある程度の感染リスクを考慮しなくてはなりませんが、入浴をしないことも感染のリスクを高めるので、そのあたりは新型コロナワクチンの接種と同じく、リスクとベネフィットをどう考えるかですよね。
入浴のときに回路の接続部を外すということは回路全体の閉鎖性を破綻させることを意味します。ガイドラインによるとカテーテルを含めた全べての交換が必要になるので接続部は外さずに、回路内の尿はしっかり蓄尿袋に落とし、回路を残らないようにし、かつ蓄尿袋は浴槽内の床ではない低い場所に置きます。蓄尿袋が膀胱より高くならないようにするのは入浴時に限りませんが。
男性だから…ということはないですが、そもそも療養生活で膀胱留置カテーテルの管理は大丈夫ですか?
普段シャワー浴にして、交換日に抜去して入浴。
カテーテルキャップをつけて入浴。その際には清潔操作を確実に行うこと。使ったことやその存在はご存知ですか。
バッグをつけたままでも入浴できないことはないけどバッグの置き場所や移動に注意して引っ張らないように。
ところで車椅子やお風呂用の椅子に座れるのか、臥位でストレッチャータイプなのか、歩く人もいますけど。
介護施設のナースです。
入浴前に尿を破棄する。
入浴前にクランプする。
バッグは濡らさないように注意する。
膀胱より高くあげない。床に平置きしない。
入浴前後に水分補給。
くらいでしょうか、、
とにかく逆流しないように気をつけること。バッグには空気を逃がすフィルターがついているので、お湯につけたり平置きしたりすると、フィルターが濡れてしまい流出不良を起こします。
うちの施設では以前、バッグとカテーテルを外してキャップでとめていたそうですが、感染のリスクを上げるだけなのでクランプすることになりました。
キャップやクランプは古いですよ!!むかしの話し。
いまはバルーンカテーテルは閉鎖式だから、接続をはずすのは禁忌です。
膀胱洗浄も接続外し行為があるため禁忌です。
バルンキャップを使うのが古いですよ、という意見に噛みつくわけではありません。
疑問が湧いて調べてみました。
検索したらカテーテルキャップとかDIBプラグという商品がは医療器具として販売されてます。バッグを外して入浴するときに使うようです。DIBプラグは最近のもののように思えます。結局はカテーテルキャップに更に開閉キャップがついただけで閉鎖式とか無菌操作ではないのでキャップ否定論も医療界全体の意見ではなさそう。
DIBキャップは自己導尿で使用しますよ!っ
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