手術室へ配属になりました。
気道内確保の際の観察項目なのですが、片肺挿管や食道挿管を防ぐために挿管後、聴診をすると思います。
私の病院では、左肺から聴診すると決まっています。
色々調べてみたのですが、なぜ左から聴診をするのかの根拠がわからないのです。なぜでしょうか
左右、どちらの肺(気管支)に入りやすいのでしょうか?
気管支は左右で太さや傾きが異なっていて、右気管支のほうが左気管支より分岐する角度が小さく、右気管支は25度で左気管 支は45度です。 左気管支が急角度で曲がっているのに対し、右気管支は緩やかに曲がっています。 加えて、右気管支のほうが太くて短いため、右気管支に入りやすいという特徴があります。このことから、左の肺音を先に聴取する理由が分かりませんか?入りやすいとされる右気管支に挿管されたとき左肺は…。もちろん、最終的には両方の肺を聴取しますが…。
きちんと調べましたか?
気管の解剖学的なものを。
片肺挿管は左右どちらの気管支に入りやすいのでしょうか。
一刻も早く両肺にエアを入れなければ…
なら、入りやすいほうでなく、入りにくいほうを聴取しますよね。
聴取できなければ位置を調節。
もちろん最終的には両肺の聴取をしますが。
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