看護師お悩み相談室

母が介護施設におりますが、心不全で病院に入院しましたが、完治しましたが、高齢のため衰弱しており点滴のみで、延命策として、胃ろう手術か、静脈から栄養をいれるいずれかしか無いといわれ、後者を選択した場合、介護施設は点滴はできないといわれましたが、できる施設はあるでしょうか？

いわゆる療養型病院、または介護医療院の適応になると思います。
※療養病床には医療療養病床と介護療養病床(介護療養型医療施設)があり、後者は2023年度末までに廃止されます。その受け皿となるのが2018年に創設された「介護医療院」で、介護と医療の両方を必要とする高齢者がさいごまで安心して過ごせる生活施設としての役割を担います。介護療養病床からの転換だけでなく、老健や医療療養病床から介護医療院に転換するケースもあります。令和元年12月末までに全国で301の介護医療院が開設されています。

また有料老人ホームの中にも中心静脈栄養に対応できる施設があります。
「老人ホーム　中心静脈栄養」などと検索すれば参考情報が得られますし、対応可能な疾患や医療処置などの条件で老人施設を検索できるサイトもあります。

介護施設と言っても色々ありますが「介護老人保健施設」は看護師が夜間もいるので点滴は可能です。特養は看護師が夜間はいないところがほとんどだと思いますので、24時間の点滴は不可能です。

有料老人施設なら受け入れてくれる所もあります。
なんでも安請け合いしてしまう施設もどうかと思いますが。看護師がいなくても受けちゃう施設もかなり存在しますよ。
あと私の祖母の話になりますが、祖母の子供達が点滴を希望したために受け入れ施設が見つからず、元いた介護施設にも戻れず、療養病院で天井ばかりを眺める最期になりました。2年間もケアミックス病院の良き収入源となり、医療保険を無駄遣いしたと思っています。結局２年間の間家にも帰れず、椅子にも座れず、天井を見つめて祖母は何を思っていたのだろうと。
私は本当は何もせず在宅で看取ってあげたかったのですが、何も食べさせないというのがどうも私の親世代には受け入れられませんでしたね。せめて胃ろうにより施設に戻ったり在宅での受け入れの説明もしましたが胃ろうは悪で点滴は正義みたいに反対されました。

老人は食べなくなって干からびて最期を迎えるのです。食べない＝最期なのだと受け入れる事もまた大切だったと祖母が亡くなってから親や叔父叔母に言われました。

施設に入るなら看取りまでできるかどうかは確認したほうが良いです。最後の最後に結局病院探しに奔走する事になります。

老健は末梢への点滴はできますけど、点滴で栄養というのが中心静脈栄養のことなら対応可能な老健はほとんどないと思います。あと老健は原則3か月で退所する前提のリハビリ施設なので、入所中に肺炎を起こして点滴とか、入所後に諸般の事情でなかなか退所できずお看取りまでいくケースはあっても、最初から衰弱していてお看取り前提のような方を積極的な受け入れはしたがらないです。

No.3の方もおっしゃるように、延命自体をどう考えるかは根本的で大事なことだと思います。
私が勤める精神科療養病棟では胃瘻増設したことで栄養や薬剤が入るようになり精神症状改善した方、現在の日常生活に楽しみを見出している方も複数見てきましたので、一律に胃瘻＝無駄な延命ととらえる気はありません。
でも胃瘻造設前にすでに心身の機能が相当に低下している方の場合、家族が一抹の期待をかけて胃瘻を選択したものの、発語や反応なく寝たきりの状態が変わらないことに失望してまったく面会に来られなくなったケースもあります。以前入院されていた病院で主治医に押し切られるように胃瘻造設したけれど、頻繁な痰の吸引が常時必要で苦しそうな現状を見ると後悔していると話された家族さんもいました。
最初から延命のための点滴も胃瘻も望まない、最後は自然に任せたいという家族さんもいらっしゃいますし、患者さん本人が胃瘻にしてまで生きたくないとはっきり意思表示されているケースもあります。私の職場では本人とご家族の意思を尊重したうえで最後まで対応しています。
納得したうえで胃瘻の選択を決断しておられるなら良いのですが、もし迷いがおありなのであれば、施設探しの前に多職種をまじえたカンファレンスなどでよくお話をされた上の選択が望ましいのではと思いました。

　私の父は要介護。まだ歩けてるけど、基礎疾患にPSPあるので・・・・
点滴もそのうち入らなくなるのでは？
IVHいれたら、施設無理ですね。
CV感染熱のとき、抜去する医師いないし。
PEGなら大丈夫だと思いますが。
どういう最期を迎えたいか？ですかね。
点滴して食事入ればいいのですが・・・
PEGと食事併用ですか？
選択を迫られてますが、相談できる身内はおられますか？