義父の話です。
春に腰に出来た粘液性繊維肉腫を摘出する手術をしました。
先日、再発がわかり再度手術をしましたが退院後1か月ほどして創部出血をしてしまい現在入院中しています。
私は義実家から徒歩圏です。所謂おかずが冷めない距離です。
創部出血したとき義母から呼び出されて行ったのですが、なんと義父が出血している創部をシャワーで流しながら自分の指で血塊を掻きだしているところでした。義母もいうことを一切聞き入れてもらえず止めても怒鳴られ、パニック状態になっている状況でした。
結局、血圧低下し意識消失し軽度の失血性ショックを起こし輸血をうけることになりました。
怒りっぽい義父ではありますがしっかりした方と思っていたのですが・・まさか創部を描き出されるとは考えもしませんでした。
この先が・・思いやられます。
「描き出す」ではなくて掻き出すでした。
昨日の段階でまだ出血が続いている状況です。
ステントもはいっていて抗凝固薬を服用しているので出血するとなかなか・・・。
ご年齢にもよると思いますが、医療者ではない一般の方なら出血をとりあえず洗い流そうとしたりなかなか出血が止まらず焦ったりということもじゅうぶん想定できることですし、仕方のない面もあるかと…
術後かつ抗凝固剤の内服によりこういうリスクがあるからこういう時はこうするというのを退院時にも説明されてはいると思いますが、それで安心して終わりではなく、日頃目につきやすい場所に何かあったときの対応を分かりやすく掲示しておいたりする方がいいかもしれません。
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