表皮剥離等の処置でガーゼ保護した後にテープで固定をする際に、縦横と四辺を囲むようにテープを貼ったら もったいないから横に2ヶ所貼るだけで十分だと注意されました。学生時代に正しくは四辺を囲むように貼ると教わりました(根拠を忘れてしまいましたが)間違った記憶なのでしょうか…どうしても四辺を囲む理由を思い出せません。今は やはり そんな貼り方しないのでしょか?教えてください。
正しくは四辺を囲むように貼る、そのようには教わってませんが時代も違うのでなんとも。
長時間剥がれない、患者さんの皮膚にトラブルをおこさない、であればいいのでは。
そしてコストカットできれば何よりだとは思います。
「必ず四辺を囲む」と教わったことはありません。
ガーゼの大きさ、場所、テープ幅などによって、剥がれにくさを考えて臨機応変にしています。
ガーゼをあてる面積が小さい場合、幅50mmや75mmなどの幅広テープを使用していると4辺を囲むのも横2枚でも粘着面積は同じなので、ムダに重ね張りするより2枚でじゅうぶんかと思います。
当院では摩擦の強いガーゼ使用が皆無になってきてます。モスキンパットが主流です。モスキンパットは通気性の良い素材です。そのためテープで通気を阻害しないように、ズレを生じないように、四方をテーピング固定するようにとWOCの発信がありました。
あくまで今の状況です。学会が毎年行われていますし、企業の研究で将来また新しい創傷処置の方法が発信されるかもしれません。
昔、人工物の術後は四辺固定していました。
でも、今は良いドレッシング材があります。
良いドレッシング材を使うまでもない表皮剥離でのガーゼ保護に、縦横と四辺固定は不要だと思います。
そういったガーゼの固定はテープではなくて、包帯で巻いてガーゼを押さえていたような…私が学生の時の教科書的な方法は、こんな感じだったと思います。四辺を囲むのは、創部の上をテープで圧迫しないように、とかですかね。
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