新人時代から人間関係の悩みで一年半以上休職中の者です。目標や理想がなくて怖いです。
看護師になった動機は、目の前で倒れた誰かを助けられたら、そんな風には思ってました。しかし、全く具体的ではなくて、何科の何を勉強したいのかすら定まってません。上記の目標に向かうには、看護を全般的に学ぶ必要がある、けれど、何をどのようにしていけばいいのか、正解がありません。学校で勉強をしていれば良かったのとは違いました。
休職中なことも相まって日々無駄に過ごしてるような気がしてなりません。自分を見つめてみても答えが出ません。自信がなくて苦しいばかりです。
自分なりの理想、目標、どのように見つけましたか?探さなくては見つからないものでしょうか。
乱文失礼しました。ご意見よろしくお願い致します。
新人の目標というのは、まず配属科の代表的疾患を理解するとか、報連相を確実に行い日勤業務をこなせるようになるとかいうところからで、そのあとに夜勤独り立ちとか周りを見てフォローに入れるとかになってくるものです。
一つ一つの具体的な積み上げなくして一足飛びに抽象的な理想論に走ろうとしても、何をしてよいのか分からず方向性が見えないのは当たり前ですよ。
目の前のことを1ヶ月、3ヶ月、半年、1年とまずこなしてみませんか。その中で、これを大事にしたいとか、こういう方面に進みたいとかいう具体的な思いや考えも見えてくると思いますよ。
探さないとみつからないと思います。
なんとなくある日「この科がしたい」とふってくるわけではありません。
例えば違う仕事をしていて「やっぱりこの仕事より私は看護師がしたいな」など思う。これも違う仕事をしたからこそ思える結果で、一見つながっていないようでつながっている。簡単にいえば自分探しですかね。
何かしら行動をおこすことが必要だと思いますよ。
理想より、新人の頃は技術と知識を向上させるのでいっぱいいっぱいでした。
日々できなかった事を振り返り、出来る事を確実に増やしていく事を目標としてました。
何科が合っているかも、私はやってみないとわからなかったです。とりあえず、仕事に復職して継続して働ける事を目標にしてはいかがでしょう??
そんな壮大な目標なんてないです。生活のために毎日遅刻せず仕事に行ったり、ただ保育所の条件の時間をみたすために働いたり。
ただ仕事は好きですよ。相手のニーズを考えることやプロセスを考えることが好きなので。
毎日コツコツ働いていたら、在宅の仕事で生活を支えられる看護師になろうとか、職場のニーズに合わせて働くこともできるようになってきました。
小さなことからコツコツとですよ。生活に余裕があるんでしょう。せっぱ詰ったら働かざるを得ません。どんな職場ででもね。看護師に限らず。
目標は特に具体的でないと、計画も立てられないし、評価も出来ないですよね。
人間関係でつまづいた経験があるとの事。
どこへ行ってもいつの時代もそれは付いてきます。
とりあえず、職場に馴染む、慣れる、というような小さな目標から始めてはいかがですか?
仕事も始めてみないと、自分に合ってるか、頑張れそうか、などわからないですよね。
初日、スタッフ全員に笑顔で挨拶する。
二日目、自分から積極的に話しかけてみる。
…のように、学生の行動計画のようですが、まずは
一つ一つの積み重ねでいくのがよいと思います。
そうした繰り返しの中で、理想の看護師像…というか
自分はこうありたい、という気持ちが出てくると思うのですが。
何もしなければ、自分を見つめる事も難しいでしょう。
色々経験していく中で、嬉しかったり、反省したりして成長するのだと思います。
何でもそうですが、始めてみないことには状況は変わらないと思うのです。
「目の前で倒れた誰かを助けられたら、」とは、すばらしい動機で看護師に進まれたのですね。
これからも、救急時の対応を深めることも、良いと思います。
人間関係を学ぶでは、小児科、産婦人科、精神科などでしょうか。
どのよな疾患を学びたいですか。
救急で倒れている人の対応は、救急看護など本屋に書籍があるように思います。
目標も大事ですが、一つ一つの結果の積み重ねも大事だと思います。吸引ができるようになった、〇〇の治療が理解できるようになった、などなど、新人さんは自己肯定感を高められるような方法で成長できるかがポイントだと思います。
ちなみにわたしの友人は目標を立てないことにしているそうです。目標に向かって猪突猛進しすぎて疲弊してしまうからだそう。それに、目標などなくても、幾度となく乗り越えなくてはならない課題はやってくるのですよね。
さらに「目の前で倒れた誰かを助けたい」という目標は、消防署が開催する普通救命講習を受講することで達成できますよ。無料ですし、非医療従事者も受講しています。高額ですが、BLSを受講するのもいいと思いますよ。こちらも非医療従事者も受講しています。つまりは目標を達成するために行動を起こせるかどうかじゃないでしょうか?
「行動していないから」です。
行動の先に、新たな目標や問題点や改善点が見つかるのです。
石の上にも三年、というのはこういう意味だと思います。
私の例で挙げると、もともと学生時代は、老健などで働くのかなぁとぼんやり思っていました。性格がのんびりしているので。
でも希望したのは家から近い急性期病院(なんとなく)。内科あたりで働けたらいいなと思っていたらICU。
同級生に「最悪じゃん」とからかわれたけど、結局は同期の中で長く働いています。(10年ぐらい。今は病棟)
そりゃもう人が変わったように勉強しまくりました。でも若いからできたんだなぁと今は思います。時間もある、若さもある。これってすごく貴重なことなのですよ。
看護観とか深く考えず、「家から近い」とか「評判」とかで選んでみてはどうですか?期待値が高すぎない方が長続きする場合もあります。
ちなみに私の理想のナースは、昔一緒に働いた、重症集中治療の専門看護師さんです。その人に看護してもらいたいです。今は教授になってしまったので無理ですが。
そういうのも、実際に一緒に働いてみないとわかりませんよ?尊敬の反面、やはりそうでない意見もありましたよ。
動機である、救急を経験してから、他のことを考えるのでもいいのではないですか。若さは宝です。ぜひ今のうちに経験や失敗をしてください。
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看護師お悩み相談室