車椅子移乗自立、歩行も杖で自立している患者ですが臀裂部(開いた所)に2cm大の褥瘡があります。
洗浄してアクトシン塗布、ラップ保護で毎日2~3回処置してますが治らず広くなってます。何か良い方法は無いでしょうか。
じょくそうは大きさだけでは判断できません。
表皮剥離程度ですか?ポケットができるほどのものですか?
その患者さんは普段、座位が多いのでしょうか?寝る時は仰むきが多いのでしょうか?
使用する薬剤を変更してみてはどうでしょうか?また、栄養状態に問題はありませんか?
形成外科医または皮膚科医はいらっしゃらないのでしょうか。訪問ですか?できれば医者の診察を受ける方がいいです。
感染徴候がなければ皮膚保護材を貼るのが良いと思います。デュオアクティブなど。毎日洗浄すると、治癒するための良い浸出液を洗い流してしまいます。たしかにアクトシンなど塗布してしまうと毎日貼り替えしないといけなくなりますが…
紙パンツ、はいてないですか?パッドの交換はしてますか?パンツやパッドの汚染度はどの程度ですか?
そこまで自立されてる方の褥創が治らないのは何かありそうですよね。
普段どの様に過ごされている方なのでしょうか。座位が多いのか臥床している事が多いのか。
なるべく圧がかからないようにということと、あと栄養状態はどうなんでしょう。高齢者ですからそれなりだとは思いますが…。
薬剤と処置の仕方については医師の指示に従うしかないですね。専門医の回診はないのでしょうか。
車椅子への移乗、歩行が自立しているのに褥瘡があり、1日に2~3回も処置をしているにも関わらず悪化しているということは、その部分に摩擦・皮膚のずれが起きているのか、と考えられます。次回の処置をするまでに当てたラップがずれてしまっているのでしょうか?。褥瘡のスケールで表すとどの状態なのでしょうか?その辺が記載されていないのでわからないのですが。
私が勤務していた訪看では臀裂部は汚染しやすいこともあるのでフィルムを貼付してずれや汚染を防いで、1日に1回の処置で良かったです。その時の患者さんは主治医の指示でゲンタシン軟膏を使っていましたが、完治しました。
途中で送信してしまいました。
わたしも施設勤務の時、似たような方がいらっしゃいました。その方は独歩でよく動き回り、食事もよく召し上がり栄養状態にも何ら問題がなかったのですが、入所時からある褥創(大きなポケットあり)が全く改善しないのです。往診医にも何度も相談し、プロスタンディン、ゲーベン、アクトシン、イソジンシュガー、フィブラストスプレー・・・様々な薬剤を使用しました。被覆材もラップにしてみたりガーゼにしてみたり、あれこれやってみましたがなかなか治る気配がありませんでした。試行錯誤の結果、一度中止したフィブラストスプレーを再度使用し、治癒しました。フィブラストは1日2回処置を行ったと思います。高価なのでご家族には金銭的な負担をかけてしまいましたが、褥創が治ったということで大変喜んでくださいました。もう10年も前のことなのでうろ覚えですが、わたしの経験談です。
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