生食100㏄を1時間で落とす指示で、滴下を合わせました。30分後に見に行くと、半分は投与されていましたが滴下が止まっていました。
みると、生食ボトルの空気が入っている部分がへこみ、陰圧状態?になっていました。
今までこんな状態になったことがなく原因がわかりません。
教えて下さい。ちなみにルートは詰まっていませんでした。
手動なら初めに合わせた通りに滴下できることのほうが少ないと思うので、途中で一度確認すべきでしょうね。
原因はいろいろ考えられるので、職場の先輩に実際を確認してもらったほうがいいです。
文面だけではボトル内が陰圧になってた可能性はありますが、時々あります。
点滴セットに空気を調節する短い針が入っていませんか?それがないと落ちなくなりますよ。
ソフトボトルは内容量が減ってくるとボトルが緩やかにへこみますよ。陰圧状態(?)ということはルート内に血液が逆流してきたということですか?ルートが詰まってなくても、姿勢が変わると滴下も変化しますよね。腕の向きを変えたら滴下しなくなる、ということも割りと頻繁に見られる現象です。留置針の先端が血管壁に当たってしまうのでしょうね。その場合は姿勢を変えたり、腕の向きを変えたりなどして対応します。どうやっても滴下しなければ刺し換えますが。たまごさんの場合はその後どういった対処をとられたのでしょうか?
点滴は残50cc位になるとボトルの位置と針を刺している位置に相当な落差がないと落ちなくなります。
対処法としては点滴ボトルをできる範囲まで上に上げて、クレンメを全開にするしかないです。
それでも落ちない場合は、詰まっている可能性があるので刺し直し。
もしくは、穿刺部位の姿勢を変えるしかないです。
一般的な硬いボトルと違って、ソフトボトルの場合は、ボトルの壁が厚いためへこみます。
空気が外から入るわけではないので、出て行った分が空気で満たされてへこまないというよりは、へこむという現象がおおく見られるように思います。
(実際には微細な空気が入ったりするのでその限りではないかもしれませんが。)
したがって、その現象自体は正常と考えられます。
また、このボトルがへこんでいるから陰圧であるというのは少し早計かもしれません。
心臓より高い部位から落としている場合、ボトルがへこんでいても滴下はするものであるからです。
手落としの場合、サーフローの刺入状況や部位などによっては、患者さんが動くとうまく落ちないことが多々あります。定期的に滴下速度を確認し、何をやっても落ちない場合には、サーフローがつまっていないか生食やヘパ生(施設による)で確認していくことが大切です。
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