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介助方法について①今と昔の違い②スキンテア

<2017年06月26日 受信>
件名:介助方法について①今と昔の違い②スキンテア
投稿者:たま

いつもこちらのサイトをみて勉強させていただいてます。
20年ほどのブランクのあと、今、施設で働いています。知識や経験の不足もあり、「看護師なのに」と言われながらも頑張っているところです。

①先日は、全介助の方のベッドの上方移動で、「ベッドの頭側に立ち、わきの下から手をいれて手前に引いて移動」を行っていたところ、「違う」とご意見をもらいました。当時、みなそのように習い、介助していたのですが、今は「ベッドサイドから、肩の下と臀部に手をいれて、手の面を利用して、横移動」とのこと。
今と昔の介助方法の違いで何かあれば、教えていただけたらありがたいです。

②「体重も重く、全介助」かつ「皮膚が脆弱ですぐ内出血や剥離を起こす」方がいます。皆、恐々接しています。
介助の際、皮膚に刺激を与えないように「バスタオルをひく」「大変の際は二人介助でバスタオルを浮かす」という案がでています。
「そのバスタオルの素材はどういうものがいいか」「終日、バスタオルを敷いたままがいいか」「「浮かして移動」と「擦って移動」のどちらが負担にならないか」など、いろいろ意見がでています。

スライディングシートなどは職場にありません。今後、スキンテアのリスクが高いことを考えると、そのような福祉用具を使った方がいいならぜひ、購入して欲しいのですが、「介護度の低い方が多く、買うほどでもない」との返答でした。また別の上司も「以前の職場で備品としてあったが、面倒だし誰も使っていなかった。それほど有用と思えない」との返答で、自分(とぴ主)が使った経験もないことから、それ以上言えなくなってしまいました。

マンシェットを巻くにもドキドキします。電動と手動では違うだろうか?など、いろいろ考えます。

申し訳ありませんが、①でも②でも、何か一つでも、アドバイスいただけたらありがたいです。

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No.1
<2017年06月26日 受信>
件名:無題
投稿者:z

「ベッドの頭側に立ち、わきの下から手をいれて手前に引いて移動」

これをすると、皮膚が脆弱ですぐ内出血や剥離を起こす患者さんだと、
それこそ肩甲骨や尾てい骨の辺りに摩擦による床擦れ、内出血や剥離をおこすと
想像はしませんか。

20年のブランクというより、学校で習ったことは、ほんの一部です。
実際に、ベッドの頭側には壁があってなかなかそういう頭側に立ったやりかたはしません。

病院によっては常に勉強し新しいことを取り入れているところ、
昭和と何にも変わらず、前にならえで勉強する気もないところでは、20年は違います。
ブランクの20年も、常に情報を取り入れていた人と、
全く無縁なままだった人とは違いがあります。


No.2
<2017年06月27日 受信>
件名:無題
投稿者:匿名

②に関しては、バスタオルを引き続けることはシワが生じ、ひいてはそのシワが原因で褥瘡になることもあります。移動時だけバスタオルを敷き、2人以上で介助かな。でもやっぱりスライディングボードが基本。擦って移動なんて褥瘡を作っているも同然。
褥瘡についてはその評価方法も変わりましたよ(DESIGN-R)。褥瘡ケアについて本屋さんで売っています。まずはそれを購入して勉強することです。
日本褥瘡学会などのホームページを参考に、院外研修に参加しては?または看護協会が主催する、ブランクありの看護師に対する研修もあります。
20年前の医療や看護と、現在の医療や看護はかなり違っていますので、知識更新は必要です。


No.3
<2017年06月27日 受信>
件名:無題
投稿者:匿名

ブランクがあるなしに関わらず、免許取得後、勉強を全くしてこなかった先輩と仕事していると
たまにびっくりする事がありますよ。
今は、ネットでも色々調べられるし(厚労省や医療機器メーカーのHPをたまに見ています)、本もたくさん出版されてます。

私は、毎年新人さんが入ってくると、「また、自分の知識が古くなったな・・・」と思いますね。
だから、新人さんに教える時は、院内マニュアルや詰所に置いてる本など見ながら、一緒に復習するつもりでやってます(余裕があれば、ですが・・・)

それにしても、勉強もマニュアルの確認もしない人が、教えたがりだったりする場合もありますね・・・。
あの人たちは、どういうつもりなんだろう?と、たまに思います。


No.4
<2017年06月27日 受信>
件名:無題
投稿者:匿名

引きずる行為は ダメです。褥瘡の原因はなんでしたか?
バスタオルを敷く件は 一時的にバスタオルを敷いて 体位変換やずり下がった体を体を上にあげるなどはいいとしても 敷きっぱなしは褥瘡の原因になるのでやらない方が無難です。

理由は褥瘡予防について 勉強してください。
すべてをここに書いてほしいとは言わないでください。
講義並みにとても大変ですし、検索すればここで答えを待つより早く答えがわかります。

私も20年のブランクがありましたが まず20年で変わっただろうエビデンスの違いを勉強しました。
頑張りましょう!


No.5
<2017年06月29日 受信>
件名:ありがとうございます。
投稿者:たま

お返事を下さった方、
アドバイスいただきありがとうございます。

こちらに相談した理由は 管理人さんの下記の言葉からです。
「人に話しにくいような相談をネットで気軽に相談できるような場を提供できればと思い、この掲示板を開設しました。」

勉強が必要・・ごもっともです。
情報や知識はある程度調べても、いろいろ思うところもあり、コミュニケーションが下手なこともあり、身近で話しにくくて(①の件のように、自分が間違っていることもあるし、言いにくい)こちらで相談させてもらいました。(NO3さんのいうような先輩方の「たまにびっくりする」件も割りとあります)

「普段はバスタオルを敷かず、移動時だけバスタオルを利用」ですね。
褥瘡とバスタオルの件はずっと以前に何かの雑誌でみましたが、なかなかネットでピンポイントに解説しているものを発見できず、資料も提示できないのに、職場に言えないと思い。。。こちらで相談しました。
もう一度探して勉強します。ありがとうございました。

スキンテアの看護でアームカバーのこともひっかかっています。以前みた本に、ケアプランの一つとしてアームカバーが書いてあったのですが、
職場で提案したときには「手袋類は「拘束」になるのでできない」という返事でした。
(ミトンは拘束かもしれないけど、アームカバーも?)と思い、別日に拘束に関する講義にも参加して質問しましたが時間切れで返事なしでした

こちらのようなサイトがあって、、投稿している人、それに対して返事をされる方々がいて、本当にありがたいと思います。


No.6
<2017年07月01日 受信>
件名:アームカバー
投稿者:匿名

四肢のスキンテアは 本人が臥床時柵に手をぶつけてしまったり 車いす移乗時に足などにどうしても出来やすいため 以前勤めていた療養型の病院では アームカバーやレッグウォーマーを普通に使用していました。
物は考え様という事でしょうか、アームカバーやレッグウォーマーも拘束はしていないし自由に動かせますよね。
保護目的の布類がだめという事になると サポーターや包帯もダメになってしまう。
身体日本看護倫理学会が示す 身体拘束予防のガイドラインを探しても 拘束の具体例が11項目ほどありますが どれも動きが抑制されるものなので 保護のアームカバーは使用可能だと考えます。 

>職場で提案したときには「手袋類は「拘束」になるのでできない」という返事でした。

これは何を基にした考えですか?看護部長?病院で作成してるマニュアルとか?
実際、拘束のガイドラインでは アームカバー使用についてそれに準ずる文言も見当たらないのですが 拘束を危険視するあまり過度な回避意識になっていないでしょうか?
スキンテア予防として探してみると「保護のためチューブ型の包帯を用いる」と書かれてるマニュアルもありました。
1番の目的はスキンテアを起こさない事ですもんね。


No.7
<2017年07月01日 受信>
件名:無題
投稿者:匿名

病院ではアームカバーはつけませんでした。それをつけたことに安心して、毎勤務で外して観察しない場合があるからです。介護士さんが毎勤務で外して観察してくれますかね?もしアームカバーをつけたまま柵にぶつけて裂傷、出血したあとに固まり、そのままアームカバーに張り付いたまま、それを知らずにアームカバーを外すとしたら…恐ろしいですね。
病院では、柵に布団を巻き付けたりしていました。患者側ではなく、危険物の方を保護するという感じでしたよ。

 
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