看護師お悩み相談室

私の病院は日祝以外の日勤帯で医療安全委員会の委員長と副委員長(１人はNs、１人は元々ME)が病棟に来ます。2人共「医療安全対策室」所属のため看護業務やME業務につく事はありません。病棟に来てインシデントの有無の確認をします。もし、インシデントがあり張本人が出勤していれば、事情聴取を行いその時の作業手順等をもう1回させます。私はそれを見ていて心の中では「公開処刑」と思ってます。ミスをした人を更に追いめる様に見えてなりません。そこから何かいい方向に導いてくれる訳でもなく、アドバイスがある訳でもなく追求ばかり。更にエンゼルがあった場合(例えば前々から状態が悪く家族にも説明済み、 CPRも確認済みの場合でも)この2人に亡くなった経緯を説明しないといけません。本来、医療安全対策室の業務は何をやっているのでしょうか？午前中は各病棟の「粗探し」をしていますが、昼御飯はしっかり12時前から食べてるし午後からは全然、見かけないし自分達はNs業務やME業務をしないからインシデントを起こすことは無いに等しいので、人の失敗探しをして、怒りつけて気楽で本当にいい仕事だなぁと思ってしまいます。皆さんの病院の医療安全対策室の人もこんな感じなのでしょうか？逆に医療安全委員の苦労があれば知りたいです。表向きは熱心さを出すけど、インシデントに対して心の中は「自分達は痛くも痒くもないよ～」「自己責任だろ」と思ってそう。

はじめまして、私の働く医療安全委員会では例えばアクシデントが発生した場合①当事者はアクシデントレポートを記入。
②安全のメンバーが当事者にヒアリング。レポートと相違がない確認。レポートでは把握出来なかった詳細の把握（この時にはカンファレンスルーム等で行い個別で行うため公開処刑にはならない）各部署の病棟会議や緊急性のある場合には臨時で報告会を行い予防策や情報の共有を行う
③安全委員会チーム会議で匿名でアクシデントと予防策の報告。チームからの改善案を得て部署へフィードバックする。
レポートは一度提出すれば安全委員会⇨部署長⇨リスクマネージャー⇨委員長の流れで送信され共有できます。翌月に予防策や後日の評価まで行いレポート終了となります、リスクマネージャーは週1回病棟業務から外れレポートの確認や各部署の安全委員会メンバーに指示を送る形になり決して角のたつようなラウンドは行いません。また安全委員会メンバー自身が吊るし上げる為ではなく患者様と私達の同様なアクシデントが発生しないように予測判断に繋げる為と教育されている為提出する事に抵抗はありません。ただ入力が苦手な職員がいたりヒヤリハットでの報告が少ないのが残念ですが。