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狭心薬持続投与中にワンショットする時別ルート

<2017年05月30日 受信>
件名:狭心薬持続投与中にワンショットする時別ルート
投稿者:むう

狭心薬(ニコランジル)持続投与中にPPIの投与の指示がでました。狭心薬を三活で止め、側管より ワンショットしようとしたところ別ルートを取らないのかと注意を受けました。
側管を一瞬ロックしてワンショットしてはいけない理由が分からなく悩んでいます。
狭心薬を一瞬でも止めることで薬効が薄れるからでしょうか?

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No.1
<2017年05月30日 受信>
件名:押し込むからよ。
投稿者:匿名

ルート内の狭心薬をショットすることによって、身体に押し込むことになるからでは?綿密な流量管理してるのに、意味ないじゃないですか。


No.2
<2017年05月30日 受信>
件名:無題
投稿者:匿名

通常、ニコランジルやミリスロール、DOA、DOBの部類は、輸液ポンプを使用し単独使用だと思います。(DOA類同士は多連活栓の側管使用)
点滴ルートは何で入っているのでしょうか?
私は心外で勤務していましたが、オペ患はスワンガンツ、AMIの患者等はトリプル挿入で、ラシックスやガスター等のワンショットは茶ルート(メインルート)の側管から注入していました。
DOA等の側管から注入すると、ルート内の薬剤が急激に静脈内に入る為、血圧が急上昇したりして危険だからです。またニコランジル等の薬剤を一時的に止める事になるので、重症の患者さんでは血行動態が悪化する可能性がある為です。
ラシックスや抗生剤の点滴を滴下する場合は、すべてメインルートの側管からと教わりました。


No.3
<2017年05月30日 受信>
件名:無題
投稿者:匿名

循環器って使用する薬は命に直結するものばかりですよね、、しかもシリンジポンプで厳密に投与するもの。
投与量が変われば病態に大きな影響を与えるわけですから、投与を一旦止めるなんて、絶対してはいけないですし、、側管から投与すれば、側管から投与した薬剤と一緒にニコランジルが投与量を超えて体に一気に入るんですよ。
PPIは、前後で生食フラッシュが必要ですし、、
一年生の方なんですかね?
厳密投与が必要な薬液は基本、単独ルートです。


No.4
<2017年05月30日 受信>
件名:無題
投稿者:匿名

ニコランジルの時間速はどれくらいでしょうか。
微量注入ではないですか。
ワンショットしたらどうなりますか?
ええ、ルート内のニコランジルが、ですよ。
延長チューブ内に何mlあるでしょうか。

循環器では側管から薬剤注入出来ないケースはままあるので、別ラインをとり注入用ルートとしてキープします。
特別なことではないです。
逆に循環器から入ったので普通に捉えていたのですが、循環器経験のないスタッフに説明しなければならない時に、えっ?と思いました。
科が違うとまた違うのだな~と実感した出来事でした。


No.5
<2017年05月30日 受信>
件名:無題
投稿者:匿名

ニコランジルの作用副作用、作用機序はご存知ですか?
冠動脈拡張させて狭心症症状を軽減させるわけです。
つまり心臓(心筋)を養っている血管の命綱。

ニコランジルを不安定狭心症に注射薬として用いる場合、5%ブドウ糖液に溶解して0.01~0.03%溶液にした後、1時間あたり2mgの点滴投与から開始します。症状によって減量や増量を行い、最高投与量として1時間6mgまで使用可能です。←つまり多量投与はできない。

つまりあなたが側管からショットしたとしたら、延長チューブ内のニコランジルをショットすることと同じです。
延長チューブがどの径のものを使っているか知りませんが。たとえば約2mlだとしたら、2mlのニコランジルを一瞬でショットすることになります。
これはかなり危険なことではありませんか?
血中濃度も変化してしまいます。
配合禁忌も気をつけないといけませんね。
循環器の患者さんには、基本的にカテコラミンやダイレーターライン(絶対にショットや閉塞禁止)、ショット用の輸液ライン、あわせて2つ以上ラインキープします。輸液ラインは医師の指示で生食などを持続投与します。(最小で2ml/H)
ここからショットなどを行うわけです。
病状が安定すれば医師の指示を確認して、輸液ラインひとつにするか、それも抜去して良いか確認します。
基本的には医師の指示ですが、ライン管理は基本中の基本なので、そんなことはわかっていると思われているだろうし、いちいち「ニコランジルラインとショット用の輸液ラインをキープしてください」とは指示が出ないです。

 
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