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ショック体位・下肢挙上について

<2017年04月30日 受信>
件名:ショック体位・下肢挙上について
投稿者:0429

みなさまの職場では、ショック時または血圧低下時に下肢挙上を行いますか?

わたしは外科系の混合病棟に勤務しているのですが、医師によって下肢挙上をするかしないかはまちまちです。脳外科はもともと体位管理が厳しいですし、脳に対する不必要な負荷を避けるために血圧低下時も行わないこととなっています。外科は医師によって「して」という場合と「しないで」という場合があります。しないという医師は「効果がない・不明」「完全にフラットの方が人体にとって有益」などと説明しています。わたし自身、ネットではありますが下肢挙上について検索してみたところ、明らかな有用性はないが大きな害もない、という結論に至りました。(もし違っていたら訂正してください)

そこで、皆様の職場ではショック体位・下肢挙上、行っているか聞かせてください。

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No.1
<2017年04月30日 受信>
件名:無題
投稿者:匿名

循環器、心臓血管外科混合病棟です。
ショック体位はとりますよ。とっていなかったら注意されるはずです。
まずは脳への血流保持が必要ではありませんか?
血圧60以下で頸動脈が触れなくなりますから、低酸素脳症になりますよ。
もちろんショック体位だけでは何も改善しませんから、すぐに急変時対応します。


No.2
<2017年04月30日 受信>
件名:匿名
投稿者:匿名

ショック体位は、循環不全の際に循環血液量の減少が原因であるか否かを判定する際に指標となると教わりました。
passive leg raising test(PLRT)。
ただ心不全の方や主さんが書かれた通り脳の手術をされた方などは行うべきではないと医師から言われましたが、、
先生のするかしないかは、循環不全の原因が他にあると判断しているか、循環血液量の不足が原因かもしれないからPLRTをしてみようとということなのか、、
ご参考になるか分かりませんが、記載させていただきました。


No.3
<2017年04月30日 受信>
件名:無題
投稿者:匿名

私もずっと不思議です。
仰る通り脳に負荷がかかってしまう場合や、判断が難しい状況の場合など、
何でもかんでも考え無しに下肢挙上するものではないですよね?


No.4
<2017年04月30日 受信>
件名:無題
投稿者:匿名

心不全がある人はやってはいけないと言ってました。下肢拳上はあまり意味がないように思います。臥床で対応します。


No.5
<2017年04月30日 受信>
件名:無題
投稿者:匿名

体位に制限のない患者さんで、
血圧低っ、と思ったら下肢挙上しながらドクターコールしていました。
医師の許可がいるものだったのですね……。
勉強になりました。


No.6
<2017年05月01日 受信>
件名:無題
投稿者:匿名

私も、血圧低下時はまずは下肢挙上してました
ドクターがくるまでの、ナース判断でできる応急処置だと思ってました
ドクターが診察した後に体位の確認をしますが、たいていはこのまま挙上を続けてと言われます
たまに、もう意味がないから(状態が悪いという意味で)下げていいよとは言われますが

安易にやってはいけないんですね


No.7
<2017年05月01日 受信>
件名:無題
投稿者:q

ショックとは違いますが、
IVH刺入時の体位は下肢挙上ですが、うちの病棟の医師はそれを要求しません。
あわせて6人ほど医師はいますが過去も現在もいないですね。
初めての介助の時ギャッチアップしようとしたら、先輩看護師に要らないと言われ、
その後どの医師も水平でしています。
たいした効果がないのでしょう。


No.8
<2017年05月02日 受信>
件名:ありがとうございます
投稿者:0429

みなさま、返信ありがとうございます。

下肢挙上は医療行為ではないので、医師の指示がないとしてはいけないということではないと思います。現にわたしの職場でも、看護師判断で下肢挙上を行っています。しかし「血圧が低下しているので下肢挙上をしている(指示薬+下肢挙上など)」と医師に電話報告した際「下肢挙上はいりません。フラットで」などと言われる場合もあります。ですので、○○医師は下肢挙上する、○○医師はしない・・・など医師によって使い分けている現状があります。(当院は医師の定期異動が年2回あり、短期でメンバーが入れ替わることもあります)ですので、実際のところ、下肢挙上には効果があるのか、他の病院ではどのような状態なのかを知りたく、ここで質問をさせていただきました。

実際に循環器に勤務されているNO.1さんからのコメントや、NO.2さんからはPLRTを教えていただき、大変参考になりました。また、同じような疑問を抱えていらっしゃる方からもコメントを頂き、ありがとうございました。

下肢挙上は、ショック時の対応としては循環維持の一助であって、輸液や薬剤投与など様々な治療が必要になってきますよね。適切な対応ができるよう、もっと研鑽を積んで生きたいと思います。ありがとうございました!

 
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