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穿刺について(こんなダメな私にシャント瘤がある患者さん、血管が見えない患者さんに穿刺するアドバイスおねがいします)

<2017年02月26日 受信>
件名:穿刺について(こんなダメな私にシャント瘤がある患者さん、血管が見えない患者さんに穿刺するアドバイスおねがいします)
投稿者:さゆさゆ

以前も穿刺について相談しましたが今自分が子供と仕事のことで両立が難しいからか、負のスパイラルに陥ったのか全くもって穿刺がうまく出来ません…
正直普通の採血すらなんとかって感じのレベルなので透析の穿刺なんかは更に難しいので中々上達しません…
本当に自分でも嫌になります。看護師に向いてないの透析が向いてないのか悩み始めました。
まず、静脈に穿刺するのは透析でなくてもするでしょうが透析患者さんは駆血しても血管が見えず人差し指で血管のあたりをゆっくりさすってみたりしますが見えません。
シャントをしてる患者さんは針跡で血管のあたりが見えないのですがみなさん感で刺してますか?
本当に全く穿刺が出来ません…こんなダメな私にシャント瘤がある患者さん、血管が見えない患者さんに穿刺するアドバイスおねがいします。

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No.1
<2017年02月26日 受信>
件名:お疲れ様です
投稿者:なみ

お疲れ様です。
MEですが参考までに。
駆血しても出ないっていうのは、ノーマルVですか?
血管が道のように浮き出ない患者さんはいますけど、わすかでも浮き出る箇所はあるはずです。
その部分を刺すのではなく、その部分に針先が留置できるよう刺すと成功しやすい!という気がします。
瘤についてはどんな質問か分かりませんが、瘤に刺すのはあまり好きではないです。
うまく穿刺できない時ってありますよね、そういう時は比較的簡単な血管の患者様の穿刺をして、自身や感覚を失わないようにすることが大切なのではないかと思いますー!


No.2
<2017年02月28日 受信>
件名:無題
投稿者:匿名

感だけではなかったです。
どこにAを刺してVはここにしようと。
ドライウェイトは合ってるのか相談したり。
高齢の方は特に難しく、両手穿刺もやむをえなかったり。
落ち着いて取り組んでください。といいつつも、穿刺の時間はほんと、自分でも血圧も脈拍も上がってました。たぶん。


No.3
<2017年03月01日 受信>
件名:無題
投稿者:さゆさゆ

回答していただいた方ありがとうございます
穿刺は最近あまりに失敗続きだったために本当にシャント瘤もほぼなく、普通の人と変わらないような患者さんにしか行くな、と言われました…
駆血は血管が見えるようにかなりしっかりめにやるようにしたら見えるようになりました。
ただ、シャント瘤に関しては瘤をみただけでもう無理だなぁ…ってなってしまいます。
シャント瘤のある患者さんにはみなさんどのように苦手意識を克服していきましたか?


No.4
<2017年03月02日 受信>
件名:シャント穿刺
投稿者:10年目のnurse man

家庭と仕事の両立、素晴らしいですね。
俺は独身なので家庭と仕事の両立の大変さはわからないけど、それをやっていることに敬意を表します。
めげずに続けて欲しいです。

さて、穿刺ですが…

駆血帯を外した時、患者さんの腕ってどうなっていますか?恐らく、駆血帯の所だけ圧迫痕がありませんか?
透析患者さんの特性て、全身が浮腫んでいますよね。つまり、本来なら見えるはずの血管が浮腫によって埋もれてしまっているんです。
そのため怒張がし辛い細い血管はとても刺し辛くなります。結果、穿刺を失敗してしまいます。

では浮腫がある場合はどうしたらいいのか。
まず、血管が見えるが細く感じて刺し辛そうな場合。
駆血したあとに、その血管を真上から親指で圧迫します。血管に沿って指先から第1関節までをジワーッとゆっくりしっかりと圧迫します。
すると1-2分ではありますが血管が浮き出て、浮腫が血管の左右に逃げてくれます。その隙に穿刺をします。

次に、血管があるかどうかが分からない腕の場合。
自分の腕と患者さんの腕を比べ、どの位置にどの様な血管があるのかを確認します。維持透析をしているなら、血管を探すまでもなくどの辺に血管があるのかはわかると思いますが。
そして、先にも述べたように親指で圧迫し、浮き出たら穿刺をします。

次に瘤のある患者さんの穿刺ですが、患者さんは瘤があるところを刺して欲しがります。何故なら痛くないからです。でも透析に関わる者としては瘤への穿刺はタブーです。シャントの腕の場合、穿刺する血管は静脈ですが流れているのは動脈血と静脈血の混合したもの。つまり動脈と同じです。心拍出と同時に強い血流があるはずです。あなたは、動脈瘤に針を刺しますか?刺しませんよね。破裂するし。
普段は破裂していないよって思うかもしれませんが、繰り返し刺せば瘤は脆くなりそのうち嫌なテカりが出てきます。そのテカりが出たら破裂目前です。
あなたはそんなリスクがあるのを知ってまで瘤に穿刺をし続けますか?
やめるべきですよね。
じゃあ、どうするか。
患者さんにきちんとリスクの説明をして理解をしてもらう。そして瘤を避けた血管に穿刺をすることです。
理解が得られた刺す、得られたが穿刺に自信がなければ誰かに刺してもらう。
理解が得られなければ、誰かに相談する。決して瘤に刺してはいけません。

それから、穿刺に自信がなくなったとのことですが、それで看護師向いてる向いてないはあまりにも自分を追い詰めすぎですよ。
ここからは精神論ですが、血管と穿刺者には相性があります。穿刺がズバ抜けて上手い人がたまにいますがそれは別格と考え、それ以外は皆一緒です。A患者さんの血管の場合、B看護師が穿刺を失敗してもC看護師は上手くいって、D患者さんの血管の場合、C看護師が穿刺を失敗してもB看護師は上手くいくなんてこと、いくらでもある話です。
患者さんのことを思えば失敗して申し訳ないと思います。が、患者さんにはしっかり謝り、心の中では自分とは相性が悪かったんだと割り切るのもひとつです。そしてその日は、透析開始後から無事に終わるまで、自分が刺した所から出血していないか、皮下出血は広がっていないか、ちゃんと観察してフォローしてあげることの方が大切です。そうすることで患者さんと仲良くなるケースもあり、後には難しい穿刺もさせてもらえるようになります。

サーフロにしろ、キャスにしろ、結局は数をこなし技術を向上させるしかないのです。
誰にでもスランプはあります。が、めげずに繰り返しトライしていって欲しいです。

 
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