看護師お悩み相談室

看護師3年目です。
夜勤での出来事です。

固定チームで昨夜の夜勤はfreeで動いており、一緒のチームの1年生が部屋持ちをしていました。
夜間、90歳代の肺炎で呼吸器で入院している患者が腹痛を訴えました。
腹壁は張ってる印象なく蠕動音も良好に聴取され、亢進はなく金属音もなくグルグルと聞かれました。排便も本日は日中から軟便がオムツ交換のたびにでている状態でした。
一緒のチームの1年生にもそのことを話し、ホットタオルで保温してました。
そのあと、起き上がり動作が再三あり、1年生から「よく不穏でベッドサイドで立ったり歩いたりしていた経過がある」と情報をもらい不穏かな？と不穏時の計画オーダーで点滴しました。

そのあとは入眠されましたがオムツ交換の際排便多量にあり、またオムツ交換の後に茶色様嘔吐を多量にされ当直医に報告。
収縮血圧は100台を保てていました。
患者は絶食とレントゲンやCTで小腸に穴が空いていたと。小腸穿孔であったことがわかりました。

もしも始めの時点で先生に相談していたら…と後悔しています。
高齢でもありショックとかの可能性も考えたら怖くなりました。
体動も身の置き場がないくらい痛いから動いてたのかな？と思い直しました。

もう後悔しかない夜勤です。

看護師をしていると後悔ばかりです。

私も数十年看護師をしてきましたが、痰の多い患者さんに吸引を拒否されて、痰がつまったら死に繋がることを何度も説明しましたが、『なんで嫌な事をするの？』と家族から責められ、一度だけ軽い吸引にした途端急変され亡くなられた事がありました。

責めていた家族からは『あんたが死なせた！』と言われました。

もう看護師は辞めたいと思いました。後悔と自責ばかり…

数十年経った今も忘れられません。

看護師はそんな仕事ですよ。
それでも続けていました。
大好きな仕事だったからです。

病棟で症例検討をしてはどうでしょうか。カンファレンスで振りかえるのです。
たまたまあなたの夜勤でしたが、誰があたるかわからないし、この学びを「怖かったー」で終わらさずに次にいかしては？
患者さんのためにも。
ちなみに軟便が毎回出ていて、腹鳴良好なのに、なぜホットタオルをしたのかわかりません。何か根拠があるのですか？