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PICCカテーテルのメリットが分かりません。

<2016年12月04日 受信>
件名:PICCカテーテルのメリットが分かりません。
投稿者:匿名

CVカテーテルよりも感染が少ないというメリットや、挿入時のリスクも少ないという事から、グローションカテーテルを選択する医師が多い病棟ですが、PICCカテーテルでも感染頻度はそれ程変わりない感じです。
また、PICCは詰まりやすく、輸液ポンプを使わないと落ちない事も多く、あまりメリットが感じられませんが…
高齢で経口摂取が困難で、胃瘻拒否の患者さんの場合は、PICCやCVカテーテルが必要になりますが、認知症患者さんは自己抜去のリスクもあり、ポート留置の方が個人的には良いかなとも思います。
一般的にはどうなんでしょうか?

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No.1
<2016年12月10日 受信>
件名:対象を考える必要がありそう
投稿者:OCS

元・看護師、元・看護教員です。NST専門療法士の学会認定もありますので、その立場から少し提案させてください。
PICCもCVも高カロリー輸液に用いられますね。CV(カテーテルもポートも)医師が留置しますが、本来PICCは米国の上級看護師又は専任に行う業務であったはずです。米国では業務が細分化されていて看護師でも資格によっては医師に準じた処置が可能です、そのため高度な知識と手技を持つ看護師にPICCという方法で留置できるようになったと学習しました。
しかし日本では業務の細分化はされていませんので、看護師の行う業務と医師の行う業務は異なります。PICCもCVも医師が行うのであれば、僕はCV派です。経験上ですが、1)高齢者には自己抜去の可能性 2)ルートが短い方が詰まらない そう、投稿者さんの思う通りです。
日本静脈経腸栄養学会のガイドラインでは、自宅療養される方へのQOLについても触れています。特に化学療法を行う場合です。PICCであれば腕は隠しやすいが胸元は盛り上がったり、目立つ気がするといいます。容姿の問題を考えるとPICCとすれば、セルフケア能力の高い人が向いているのかもしれません。
投稿主さんの病院では、一度PICCを行う対象について考えてみても良いかもしれませんね。そのために、どうでしょう。
PICCと感染管理、感染予防策の検討、CVとの比較などをテーマに研究をしてみるのです。文献広げたりいろいろしなくても、出発点は「個人的には○○と思う」で上出来。実際をよく観察して相手に伝えられるよう文章にしたら研究の完成です。
・・・とにかく、対象の選定が第一ですね。病院でNSTが稼働していれば相談してみてはどうでしょうか。


No.2
<2017年01月08日 受信>
件名:コスト面
投稿者:ピック

ピックは5000円くらいで、安い。
CVは15000円くらいで高い。鎖骨下なら気胸の心配もあるし、首だと固定しづらい。鼠径は汚染されやすく、ADLいい人には向きません
ポートは、外来透視室で手術してました。以前働いた病院では。抜糸も外来。でも、今働いてる中規模病院では入院手術で、ポート針挿入も抜針も看護師はやってはいけない‥

ポート、私も好きですが、半永久的だし管理方法も病院とかの方針とか考え方が様々だから、挿入も抜去も簡単なピックにするのかなーと思います


No.3
<2017年07月08日 受信>
件名:無題
投稿者:匿名

CVの留置部位で感染率が異なるというデータがあるように、CVよりPICCが感染率が少ないことは証明、というか普通に考えれば常識です。もし、感染率に違いがないならば、それ以外に感染を引き起こすなにかがあるということです。挿入前の洗浄、カテーテル管理はスタンダードに行っているでしょうか?病棟で挿入したりしてませんか?

 
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