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便秘の対応についての疑問です。(なぜ便秘の患者さんに対して浣腸が第一選択のように使われるのですか?)

<2016年12月04日 受信>
件名:便秘の対応についての疑問です。(なぜ便秘の患者さんに対して浣腸が第一選択のように使われるのですか?)
投稿者:小児科1年目

今年から看護師になった1年目なのですが、働き始めてから浣腸について疑問があります。
なぜ便秘の患者さんに対して浣腸が第一選択のように使われるのですか?もちろん忙しいこともありますが、学生時代はすぐに薬に頼るなと言われ続けてたのに、働きだすとすぐに浣腸などの処置が選択されていることに疑問を持っています。
一応先輩などにも聞いてみたのですが「確実にスッキリしてもらうため」といった回答をもらったのですが、どうしても浣腸などの処置は苦痛を伴うものですし、退院して日常生活に戻ったときの生活習慣のことを考えると、朝ごはんの後にトイレに座ってもらったり、自宅でもできる方法で温罨法をするなど、なるべく自然に排便できるように工夫するべきなのではないかと思うのです。これは他の病棟でも同じようにしているそうなので、私の病棟が特別なわけではないようなのですが、便秘には浣腸っていうのが普通なのでしょうか?
まだまだ経験も少なくてわかっていないことだらけではあるのですが、教えてください。よろしくお願いします。

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No.1
<2016年12月04日 受信>
件名:無題
投稿者:v

小児にたいしての疑問ですか。
年齢によっては難しいことも多いですよね。


No.2
<2016年12月04日 受信>
件名:内服
投稿者:匿名

ファーストチョイスは内服を選択します。硬いなら緩下剤。蠕動運動の問題なら下剤。

内服の難しい人には、やはり浣腸も選びます。処置の苦痛を選ぶか、便秘でカッチカチになって苦しみ体調不良になるのを選ぶか、だと浣腸かな~と思います。

大前提として医師の指示はどちらもいりますが。


No.3
<2016年12月05日 受信>
件名:無題
投稿者:あみのママ

私も薬は極力使わずに排便コントロールができるようにしますね!在宅復帰指導など考えた上でね。疾患も考えた上で、自然排便コントロールはナースの力量だと思っています。私が看護研究の題名が便秘でした。排便コントロールが援助できりように頑張ってください。


No.4
<2016年12月20日 受信>
件名:回答ありがとうございます。返事遅れて申し訳ありません。
投稿者:小児科1年目

もちろん、1週間も出ていないなど状況によっては浣腸も仕方ないかとは思うのですが、看護ってどちらかと言うと浣腸とか薬を使わずに、その人の持ってる力を使った援助が行えるのではないかと思うんです(まだまだ青いからかもですが...)。
こんなことを言うと怒られてしまうかもしれませんが、浣腸とか緩下剤を使うと「とりあえず便を出す」だけになっているように感じるんです。というのも、病院にいる間は便秘に対して浣腸・緩下剤を使えば済みますが、家に帰ってから病院と同じように浣腸できるかと言えばそうではないように思うんです。
なので、それ以外の看護でもできる方法を使って退院後も便秘に対応できるようになってもらった方がいいと思ったんです。1年目のくせにと思われるかもしれませんが、どうしても浣腸が第一選択のように使われていることに納得できないんです。どこの病院でもこんなものなんですか?

あみのママさん、同じような考えの方がいて少し安心しました。私も頑張ってみます。ありがとうございます!


No.5
<2016年12月21日 受信>
件名:無題
投稿者:v

お腹が張ってる、便が肛門で止まったまま出てこない、
明らかに便秘と診断された子に、食事療法だ、運動だ、
生活改善指導なんて後です。
今苦しいのですから楽にしてあげるには第一選択に浣腸でいいと思います。
医師の指示でもありますし。

その後については、看護師が生活改善指導をすればいいと思います。
それをするかしないかは、その病院の看護師の意識の違いだと思います。
「どこの病院もこんなもんでしょうか」という主さんの疑問ですが、
「病院によって違います。」が、答えです。

便秘で受診しても小児は入院まではしません。
外来で浣腸してそれなりに排泄があって症状がよくなったら、
パンフレット使って軽く説明して帰宅させます。

入院している子が便秘を繰り返すようであれば、
主治医にも相談しますし、カンファレンスなどして対策を考えます。

家に帰ってから、浣腸ができないのではともお考えのようですが、
自然排泄信仰にはまったことでどんどん便秘が悪化する人もいます。
逆に介護する側から、いつでるかわからない下剤より、浣腸の方が
すぐ処理できるから使いやすいという意見もあります。

小児は浣腸に頼っていると、浣腸なしで排泄できないようになるので
原則として連用は避けることになっていますが、場合によっては必要です。

1年生で先輩ナースに働きかけるのは難しいかもしれませんが、
自分の受け持ちの患者さんからコツコツ始めていったら
便秘対策が広がっていくかもしれません。
保護者の指導は特に注意してね、お母さんは自分が責められてると感じて、
悲しむ人や、怒る人もいるので、若さゆえの暴走に注意してすすめてください。

 
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