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特養における吸引による医療死亡事故

<2016年10月28日 受信>
件名:特養における吸引による医療死亡事故
投稿者:匿名

少し前の話ですが、勤務先の特養において、80代男性の痰吸引を看護師が行ったところ、呼吸停止をしました。
肺炎に罹り病院より退院してきて間もない頃で、痰絡みは継続してありましたが、それによる呼吸不全によって死に至る原因となるほどの重篤性はなかったものと思われます。(だから退院してきたのでしょうけど。)
その吸引の様子を見ていたところ、鼻腔より吸引チューブを差込み、なかなか吸引しきれず、また血中酸素飽和度も上昇しないため(80台後半~90前半)、看護師がムキになって押し込めるだけ押し込もうとしていたように見えました。
おそらく痰を吸引したことで痰が詰まったのではなく、迷走神経そうを刺激してしまったことによる呼吸停止かと推測されます。
呼吸停止後に吸引を行った看護師本人も「刺激したかも」と発言したことを覚えています。
そして呼吸停止から10分ほど経過したところで、家族懇談会に出席していた看護主任がかけつけましたが、相談員に対し看護主任はそれまで行っていた救命措置を「看取りだし、私が止めた。」と当該看護師をかばうような発言をしています。
客観的に見て、既に看護主任到着時には手遅れで、ほぼ諦め救命措置をしていなかったにもかかわらずこのような発言でした。
看護主任の発言は、一部署の責任者とは思えないような大変無責任な発言に思えます。
看取り契約締結時に交わした原因疾患・症状そのものによる死亡ではなく、過失を含む医療事故であるのにかかわらず、「看取り」だからという一言に片付ける倫理観の欠如が感じられます。
そしてその後事故報告書すら作成せず(この事実も施設内で知る者は少ない。)、またその看護師に指導を行うことすらなく、平然と今も施行看護師・看護主任ともに業務を行っていることに大変違和感を感じています。
常日頃から私達看護師がやることは完璧で絶対だというような態度ですので、自己の過ちを認めることすらできなくなってしまっているこのような状況に危惧を感じざる負えません。
法令による報告義務はないものの、必要に応じ自律しなければいけないことか思うのですが、それができない看護師の倫理観やモラルの欠如、さらには隠蔽体質はどこの施設・病院・看護師も同じでしょうか。

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No.1
<2016年10月28日 受信>
件名:無題
投稿者:匿名

あなたが職場で今の思い、考えを話したらいかがでしょうか。


No.2
<2016年10月28日 受信>
件名:重責
投稿者:w

そこを責められると看護師を続けるのがさらに怖くなります。
私が主任だったらあなたの言うかばってしまう言動をとると思う。

あなたなら、患者さんの家族に、
「たんの吸引をしたさいに、看護師の不手際で迷走神経を刺激してしまったため
呼吸停止し、死亡に至りました」と説明するのでしょうか。

「たんが多く、たんによる窒息を防ぐため、吸引をしていました。
しかし、吸引中に呼吸が止まってしまい救命処置しましたが蘇生には至らず、
残念ながらお亡くなりになりました。」

迷走神経刺激が事実かはわからないし、証明のしようもないことだと思う。
解剖や画像診断でもすればわかるかもしれませんが、
吸引中の低酸素や心筋梗塞なども可能性はないのかな。
それこそ寿命と考えてもいいような。
特養などでそこを断罪すると、たんの吸引が必要な老人の入所拒否に繋がりそう。

もしくは、たんがたまって窒息して亡くなったのほうが、
吸引したせいで死んだのでは思われるよりいいのではという考えも浮かびます。

こういう意見をいう私も隠蔽体質なんでしょうね。

老健に勤めたときに病院との違いに驚き短期間で退職しました。

その老健は病院から溢れた患者を、やむをえず入所させるような施設で、
1週間以内で亡くなる方もちらほらいました。
転院による移動はかなりのストレスを与えているのではと思います。
入所した翌日に吐血したり、たんがつまったりのかたもいたようです。
昨日まで病院管理で治療を受けてた人が万床を理由に
治療がもう少し必要でも、医療設備の無い施設に追い出されているのですから。

当該看護師も平気でいるはずはないと思います。
いろんな思いを抱えて仕事続けてることと思いますよ。


No.3
<2016年10月28日 受信>
件名:特に施設は隠蔽があると思います。
投稿者:はむ

今年3月まで老健に勤めてました。施設は特に医療事故に関して隠蔽するところが多いです。
私も老健に勤めていた頃、同僚ナースが点滴内容を確認せず、その時、点滴していた利用者が二人いて、一人はソリタにビタミン剤、プリンペランの指示、もう一人は同じソリタにプリンペラン、タガメットの指示が出ており、16時の交換のさい、利用者の名前と指示内容を確認しなかったが為に、入れかわって点滴が投与されてました。それに気がついたのはパートの夜勤ナースでした。
ただ看護師長はそのナースには注意はしたものの、誤って投与された利用者の家族には報告せず、隠蔽しました。
病院はしりませんが施設はただでさえ、看護師不足、人手不足の為に隠蔽することがあります。
こういうところも施設の体勢が常識、しいては命を預かっているという認識にかけていると思います。
こういうことがあっては遅いのです。
人の命を預かるという責任よりも自分達の立場を守る、そこが改善されない限り今後もこうした事故は有り得ると思います。


No.4
<2016年10月28日 受信>
件名:難しい問題ですね
投稿者:匿名

痰を取っていた時間は長かったですか。その方は心疾患もありましたか。死因が迷走神経刺激だったかは不明ですが、手技に問題があったかどうかを看護師として考える必要はありそうですがリスクにしてしまうと家族への報告と場合によっては和解金が必要になったり訴訟になったりする可能性があります。痰を取らなければ痰が詰まってもっと早く亡くなっていたかも知れません。吸引にも承諾書が必要でしょうか。どういう状態で亡くなったかは家族に正直にお話する必要があります。吸引のリスクを記載した承諾書がない今の時代ではそうした行動は取れず、主任看護師と当事者の看護師が取っている行動が一般的と考えられます。私個人の意見ですが迷走神経云々の説明はしなくてもどんな状況で最期を迎えたのかは家族に正直にお話した方が良いと思います。


No.5
<2016年10月28日 受信>
件名:最後に個人的意見を投稿した者です
投稿者:追加です

補足です。
特養なら医師がいますよね。医師がどういう判断をしたのかわかりませんが、医師のモラルに任せるのが普通です。

 
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