看護師お悩み相談室

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鬱病からの再就職

<2016年10月01日 受信>
件名:鬱病からの再就職
投稿者:優菜

はじめまして。
総合病院の急性期で3年10カ月働いていた者です。
長文で読みにくくすみません。
私の性格はこだわりが強く、一生懸命。
人がやれている事は自分にできて当たり前。
そう考えている人間です。
プリセプターナースとして2年、後輩指導をしたり、
委員会活動にも参加。
業務は夜勤リーダー、次期日勤リーダーの段階でした。
結婚をしたので環境が変わり、家庭でも職場でも役割が重荷となったためか、突然職場で気分不良になることがありました。
決まって日勤の朝、点滴を準備する時です。
アンプルカットから手が震え、針を意識すると
他の人が見ているから失敗できない
という不安が大きくなり、より一層手の震えを自覚しました。
考えずにいようと思えば思うほど手が震え、
動悸がして周りから見られている、手が震えていることバレてはいけないというプレッシャーが強くなりました。
こちらの掲示板でも同じような悩みを抱えてらっしゃる方がいて、震えを克服された方もいますが、私は色々な方法を試みましたが改善されませんでした。
その場に立っていられなくなり、点滴の作業を後回しにして申し送りを聞いている最中も「後で点滴準備しないと!」と考えてしまい気分不良と動悸で立っていられなくなり、倒れてしまいの繰り返しでした。
ある日、点滴の準備中、突然限界がきて、「逃げてしまいたい。この場から消えたい。看護師やめたい。怖い。こんな風に考えるなら看護師失格。私はもう、ここにいられない。」このような絶望感に襲われ、仕事ができなくなりました。
これまで感じたことのない動悸と不安感で、自分が患者でもこんな看護師には見てもらいたくないと思ったレベルです。
早退して、行く先は決まっていました。
心療内科に行き、抑うつ状態の診断で即ドクターストップ。
仕事は休職しましたが、職場のことが気になりゆっくり休めなかったので退職しました。
自分でも看護師として、これからやりたかったこと、挑戦したかった日勤リーダー。
全ての夢を失った瞬間でした。
しばらく食事も取れず泣いては寝ての繰り返しで、仕事以外特に趣味もないので外に行くわけもなく。
たまに同期や大学時代の友人と会って食事をするのですが、そこでも「なんで、この子はちゃんと働けているのに私は。」と考えてしまいます。
夫や自身の両親にも、申し訳ない気持ちでいっぱいで。
今は療養中で約9ヶ月仕事をしていません。
夫は再就職については何も言わず、やりたい事をやればいいし、やらなくてもいいと言ってくれます。
私自身は働きたいと思うのですが鬱の再発が怖いのと、注射や点滴に関わる仕事をする勇気が持てません。
看護師として当然求められる点滴作業が出来ないとなると雇ってもらえる場所も少なくなると思います。
看護師以外の仕事も考えてはいますが、給料が大幅に少なくなることを考えてしまうと、やはり親から持たせてもらった資格を使って働きたいと思うのですが。
今私は何をしたいのか、それさえ分かりません。
また新たな環境が自分に合うのかという不安で夜も眠れません。
看護師失格でどん底を味わい、社会貢献できない今の自分が嫌いです。
クズ人間とさえ感じています。
今も倦怠感が強く、内服は5種類ほどしていますが昼夜逆転がひどいです。
保健師の資格も持っているため家から通える市町村の保健師の募集があれば受けてみてはいますが、どこも受からずの状態です。
市町村の電話相談の看護師のパートも受けてみようか悩んでいます。
また、出身大学の助教授をしてはどうかという話もありますが、自分に合うか務まるのか不安です。
近々、大学に戻って教員に詳しい話を聞いたり今後の相談して、これからの看護師人生をもう一度考えてみようと思います。

同じように鬱病になり再就職をされた方、
時期や再就職先、再発は無かったか、薬は飲み続けていたのか、転職先に鬱であることをカミングアウトして働いているか
について教えて欲しいです。

長文でわかりにくくてすみません。
最後まで読んでいただいてありがとうございます。

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No.1
<2016年10月01日 受信>
件名:無題
投稿者:匿名

今はまだ薬の調整がうまくいかない時期のように思います。

焦らず休養した方がいいです。

また仕事でやりたかった事は症状が落ち着いたら出来ますよ。

大学の助教授は聞こえはいいかもしれないけど精神的に負担になりませんか?

鬱も繰り返しやすい病気ですから環境は大事ですよ。

病名は私は話しました。面接担当の人からスタッフに話された様です。

偏見はあってもいざという時症状が重くならないようにすぐ報告出来るようにしています。

旦那様やご家族に理解がある事は良かったですね。

頑張らない、焦らない…ですよ。


No.2
<2016年10月01日 受信>
件名:鬱病からの再就職/私も長文です
投稿者:hana

優菜さん、こんばんは。
鬱病を患ってしまったとのこと、とても辛い日々だと思います。

私も鬱病を患い、休職→リハビリ出勤→再発→退職→治療と休養に専念→リハビリの意味でパート勤務、の流れで経過しています。

私は精神科急性期病棟に勤務していましたので、自分のメンタルの管理には気をつけていたつもりでしたが、ある日勤務前にステーションでカルテチェックをしていたら、「もうステーションから一歩も出たくない!!!患者さんのところに行きたくない!!」と動けなくなってしまいました。
何でも自分で抱え込み、キャパオーバーをしたんだと思います。

その日は勤務につけず欠勤。あとは崩れるように体調が悪化し精神科を受診、すぐに休職となりました。

休職中は服薬と休養の治療生活でしたが、正直仕事のこと、今後のことを心配し、こうなってしまった自分の不甲斐なさなどを悔んだり落ち込んだりと全然心が休まりませんでした。

半年ほど休職し、ある日上司へ治療の経過について報告するために職場へ行きました。そこで当たり前のように働く同僚達を目にして焦燥感と気分が異様に高まり、その場でリハビリ出勤を申し出てしまいました。

リハビリ勤務は週3日、午前中のみ。仕事内容も負担がないように配慮してもらいました。
久々に通した白衣にますます気分と気合が高まり、仕事に熱中、あれもこれもと勉強にも励みました。

このようなリハビリの域をこえた働き方をし(焦燥感で自制がききませんでした)、数か月でまた抑うつ症状が再燃。以前より重い症状でした。
もうこれは中途半端にやっていたら治らないと観念し、退職。
また服薬と休養の闘病(引きこもり)生活に戻りました。

生きた屍のような生活で、毎日が地獄だと思いました。完全に社会から脱落した、未来が見えない、いつになったらこの暗いトンネルから抜け出せるのか、そもそもトンネルは終わりがあるのか、日々何もしていないのに生きているのがしんどい、そんなことばかり思っていて苦しかったです。

そこから本当の意味の休養がとれるようになるまで、私は2年かかりました。
その後抗うつ薬は徐々に減量となり、やがて眠剤だけになりました。
少しずつ遊ぶことに挑戦する意欲が出てきて、リハビリとして遊びに出るようになりました。

そうしながら体力を回復させ、退職から3年後、ようやく近所のクリニックに週4のパート勤務を始めました。
面接時には鬱病とは言わず、前職についてはただ体調不良で退職とだけ伝えました。
午前中だけの勤務でしたが、仕事で体力を使うようになったからか眠剤も不要になりました。
10ヵ月後、体力に余分を感じたので午前午後の通し勤務へと変更してもらいました。

ここまでが私の鬱病発症後の経過です。
次のステップは常勤へのチャレンジですが、鬱病は再発しやすい病気です。再発すると、する度に次の再発率が上がっていきます。
時間とお金がゆるせる限り、ゆっくりとしたスピードでマイペースに向き合うつもりです。


『倦怠感が強く、内服は5種類ほど。昼夜逆転。』
優菜さんの相談を読む限り、まだ再就職の時期ではない気がします。

まずは無理なく昼中心の生活が送れるようになって、焦りではなく『暇さ』を感じられるようになれば、おのずと再就職へと繋がっていくのではないでしょうか。
(「あーヒマでつらいわー しゃーない仕事でもするかなー」みたいな暇さです)

優菜さんの状態、状況とは違う部分があるとは思いますが、私の経過がなにか少し参考になれたらいいなと長文で書き込みをしました。ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

同じ空の下、共に向き合いましょう。応援しています。


No.3
<2016年10月01日 受信>
件名:低空飛行で行く
投稿者:はむ

外来クリニックに勤めてます。私も今から15年前に看護学校卒業と同時にうつ状態に陥りました。主さんの今の状態はうつ状態のちょうどど真ん中だと思います。今この状態で物事を進めようと思っても恐らく上手くいきません。何故ならうつ状態の症状である、思考能力が低下しているからだと思います。私が15年前にうつ状態になった時、心療内科の先生が低空飛行で行きなさいとコメントもらいました。貴女は看護師の免許があるのだから、元気になればいつでも仕事はできる、今はゆっくりと休みなさいと。
私は今の主さんと同じように焦りばかり、先だって、本当に何事も考えていることと裏腹になってしまい、しまいには苛立ちさえも出てきました。悔しくて毎日が辛くて、何をするにも考えて、でも行動ができなくて、本当に辛かった。内服薬が5種類とありましたが私は最大で10種類近く内服してました。本当にうつ状態が回復し、治るのに1年半かかりました。医師からは私の場合3か月は休職するようにと。
鬱は人により回復する期間は個人差があります。
ただひとつ言えること、主さんは保健師の免許まで取得しているのだから、キャリアもあるし、心配しなくていいのです。今はゆっくり休んでください。乗り越えた時、きっと新しい人生が待っている、それは今の貴女と同じように、鬱で苦しんだ私の経験から間違いなく言えることです。


No.4
<2017年01月11日 受信>
件名:皆さん、温かいコメントありがとうございます。
投稿者:優菜

皆さん、温かいコメントありがとうございます。
こんな私に対して多くのコメントを頂戴できたこと感謝いたします。また、同じような境遇の方からのコメントがいただけたので、自分自身の状況と照らし合わせて考えることが出来ました。
大変お返事が遅くなりましたが、今現在の就職活動及び結果の報告をさせていただきます。
今現在、在住している市町村の保健師の4月からの正職員の採用の最終試験に合格致しました。あとは2月にある健康診断のみです。
薬も3種類に減り、日中は薬を飲まず眠前の内服のみとなりました。
お昼間は焦りではなく、暇で何しよう、仕事したいなぁと考える余裕も出てきました。
相変わらず昼夜逆転に近い生活ですが、精神的にまいってしまう日は殆どありません。
主治医からも市町村で夜勤なしであれば働けるという風に就労許可も出ましたので、4月から役所で保健師として新たな社会人生活を始めたいと思います。
まだ就労開始まで約2ヶ月ありますが、私は鬱を患い休職することで、これまで働いてきた自分を見つめ直すことや、自分にあった働き方とは何かを考えることが出来ました。
正直、鬱になって、良かったとは思えませんが、仕事を休み、自分の人生について振り返り、新たな道を歩む決断ができたことは貴重な経験であったと思います。
行政保健師についてはネットで看護師よりは楽であるとか、看護師よりキツイとか、色んな情報が飛び交っていますが、実際は働いてみないと環境も仕事も分からないので、取り敢えずやってみようと思います。
また辛いことがあったら相談に来させて下さい。よろしくお願いします。
自分の書き込みを読み返してみて、数ヶ月前こんなにうじうじしてたんだ。って今思えます。
今現在は違った意味で、新たな職場に対する不安は尽きませんが、これから働くときは絶対に心身ともに無理はしないでおこうと決めました。
しんどいときは休んで、わまりに助けてほしいというサインを自分から出していこうと思います。そして、自分のキャパ以上の事は絶対にしない。このスタンスでやっていこうと思います。
しんどければ休めばいいし、本当に辞めたければ辞めてもいい。
考えに柔軟性を持って、あと仕事は仕事で割り切って、
むしろ仕事でやりがいや達成感を見つけてストレス発散できるようになるまで頑張らずに頑張りたいと思います。
頑張らずに頑張るとは人様の迷惑にならない程度にのんびりやる事はやるといったスタンスと考えています。
前職場での自分を追い詰めてしまった失敗と同じことをしないように、これからは私のペースで私らしくをモットーに図太く生きてやろうと思います。
コメントくださった皆様、本当にありがとうございました。
では、失礼します。

 
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