看護師お悩み相談室

私は新人看護師です。昨日日勤帯で受け持っていた患者さんが準夜帯で急変し亡くなられました。一昨日、意識レベルの低下ありSPO293%まで低下していたため日勤帯では意識レベルの低下 呼吸困難感 肺音 SPO2吸引 吸入などをしていました。日勤帯ではspo296% 話しかけると開眼され話されていました。湿性がいそう、咽頭貯留音があったため吸引施行し粘調痰あり。そのあとも何度か訪室しましたが状態は変わりませんでした。申し送り終了後に準夜さんも様子を見に行きご家族と話されている姿を見ています。しかしその20分後に亡くなれました。死因は痰による窒息。誤えんせい肺炎です。私のせいだったのではないかという思いが頭をよぎり不安で仕方ないです。すいません。看護師としてやっていける自信がなくなりましまた。自分のせいだと考えると辛いです。

もう逝く時が来たのです。
私は一時異常持ちと言われる位急変に当たりました。

悩んで泣いて、辞めようと思ったこと数えきれません。
勤務を交代してすぐ急変する時もありました。

今は自分は最期を見届ける役割なのだと考えるようにしています。

主さんが悪い訳ではありません。

主さんは真面目で責任感が強いですね。私は10年以上看護師をしていますが、準夜になってからの急変は多く経験しています。ケアがしっかり出来ていても、急変はあり得ますし、あなたのせいで具合が悪くなったなんて誰も思いませんよ。患者さんの年齢にもよりますが、70歳以上で亡くなられた患者さんへは「今までよくがんばりましたね。お疲れさまでした。ゆっくり休んでください｣という気持ちで接していましたよ。

自信がなくなったと言われますが、周囲のスタッフからあなたのせいで急変したのよと言われたのですか？
看護師として働くと人生色んな事がありますよ。まだまだこれからですからね。あなたがそのようなつらい思いをしていたら、亡くなった患者さんも悲しいですよ。気持ちを切り替えていきましょう。

誤嚥性肺炎を治療中に
痰による窒息で死亡したということですね。
一昨日から状態が悪かったようですが、
峠を越えて回復に向かっている途中での急変ということですか。

誤嚥性肺炎は老人は一進一退を繰返すものではあります。
誰のせいと言うことではなく、
年齢は書かれてませんが高齢であれば寿命と考えていいのでは。

窒息もありますが、痰を吸引中に低酸素になり
回復できないで呼吸停止におちいるかたもいます。
指示の利尿剤をivしたらショックを起こす人もいます。
看護師をしていると病棟によってはたくさんの死に直面します。
わたしの場合は癌の末期の方が多かったので、ご家族も覚悟されている状態ですが、
やはり主さんのように嫌な気持ちが続くことにはかわりありません。

私は新人の頃から１０年くらいは亡くなるかたの少ない病棟でしたが、
末期のかたの病棟になり、亡くなるかたが多く、
気持ちの整理がつかない状態が続きました。
出血しやすい状態になっているので、
蘇生処置は積極的にせず見送ることになっているかたがほとんどでした。
家族が付き添っていない場合は、家族が到着するまでは何かしら処置はしました。
ご家族にとっては急変と思われる方もいます。
私は蘇生処置をしないとことにも抵抗がありましたが、
それについても、忙しさが死について考える時間を奪っていたので続けられたと思います。
だんだん慣れていってしまう他の看護師も自分も人として嫌だったので、
３年ほどで異動がきまり、ほっとしたことを覚えています。

こんな病棟に１年目から配属される新人もいます。
ショックや不安が大きいことはわかります。

死と直面したくなければ、異動希望を上司に相談してみる方法もありますが、
看護師は完全に死から離れることは難しいと思います。
不安は常に付きまといます、今日した仕事に間違えなかったかな、
忘れてないか、ちゃんと記録したか、申し送ったっけ、、、
あんな言い方しない方がよかった、
主治医の指示ではあったけど念を押して確認すればよかった等々。

強迫症になりそうなこともあり、実際精神的に病んでしまう方もいます。
そんな気持ちを抱えながら仕事をし続けている
私のような看護師は多いと思います。

年齢や疾患、経過などなど詳細が分からないので言い切れませんが、書き込まれた内容からはあなたのせいとは思えません。先輩たちは何と言ってますか？

新人の時って失敗も後悔も不安もたくさんありますよね。私もそうでした。自分は看護師に向いてない・・・と泣いたこともたくさんあります。同期の中で一番出来の悪い私でしたが、なんだかんだで もう15年経ちました。今思うことは、経験は宝だということです。
たくさん、いろんなことを経験するといいです。

なぐさめにも励ましにもならなかったらゴメンなさいね。

患者さんが悪くなる時は悪くなります。
あなたのせいで亡くなったのではない。
今回のことで多くの事を学ばせてもらいましたね。
患者さんに感謝してください。
自分の看護について振り返りもできていて素晴らしい。
責任感のある看護師さん、悩みながらも前進し成長してください。
わたしは7年目ですが、今もいろいろ悩みはつきませんよ。