外来看護師をしています。現在、仙骨部に出来た褥瘡がポケットまで形成しており入院等は難しい患者さんについて相談させてください。患者さんは褥瘡創面は5mm程度なんですが、ポケットが深いところで17mmほどあります。黄色期で、不良肉芽もあり深さは評価できません。動くこともできますが、精神的な疾患のためか意欲がなく自宅では仰臥位で寝ていることが多いようです。処置としては現在、オルセノン等で対応していますが改善なくカデックスのほうがいいかな?と思っています。
本日、他NSが仙骨への除圧をしたほうがよいと考え仙骨周辺に直径7cm程度のドーナッツ状の物(コストがかからないようにと、指などにはめるネットにガーゼを挿入して輪っかにした物)を固定してはどうかと提案されました。私的には直径7cm程度の物で、しかも簡易的な物で除圧が出来るとは思えません。むしろ、局所的な圧迫となり悪化するのでは⁉︎とすら思うのですが…。皆さんのご意見を伺えたらと思います。
ポケット形成しちゃってるんですね。厄介ですね。 ドーナツ型の・・・は、確かに局所的な圧迫になりそうです。 適切な薬品の選択も大事ですが、除圧と皮膚ずれの予防が大事です。
精神疾患のため、無動なのか、廃用のため体動がないのか、状況がわかりませんが、訪問看護は入っているのでしょうか?医師から特別指示書をだしてもらい、毎日処置をおこなったり、自動体交機能のある除圧マットの利用などが考えられると思います。
ドーナツ状のものを仙骨に当てるのは、それはだめでしょう・・・
圧迫されますし、不潔にもなりそう
円座がだめなのと同じだと思います
処置は誰がしているのですか
家族ですか?
洗浄やシャワーなどきちんとされているのでしょうか
感染はあるのですか
栄養状態の評価はいかがですか
エアマット、体圧分散マットは使用していますか?
感染がなければ、在宅でしたら、ポケット内部もシャワーで洗い、おむつを穴あきポリ袋で包み、ワセリンで保護したりする、ラップ療法は試されましたか?
きれいに保てない状況でオルセノン塗り続けていても・・・
良くなっていかない原因を考えるべきかなと思います
ガーゼを創部に入れた、ドレーンはどうですか?
円座にヨード系軟膏に…何時の時代の処置なんでしょうか。
本屋に参考文献を探しに行かれては?
そちらの病院には皮膚・排泄ケア認定看護師はいないですか?
年齢や家族構成・ADL・栄養状態・生活状況etcは?
介護保険は申請されていますか?
ポケット形成のある褥瘡ならば、自宅でのケアが毎日必要かと思います。
医師の指示はどうなのでしょうか?
また、皮膚・排泄認定看護師はいませんか?
日本褥瘡学会でのDESIGN-Rはご存知ですよね?
薬剤の選択は、褥瘡の状態により変わってきます。
家族がケアができない(家族がいない)のであれば、毎日通院も大変なので、訪問看護指示書にて訪問看護師が毎日ケアに入るようにされてはいかがですか?
ドーナツ型のものはダメですね。
寝具の検討・栄養状態観察なども含め、トータルで管理する方法を考えましょう。
①病院のMSWや退院支援室の看護師に相談する
②患者さんのケアマネがいなければ、住所の管轄の包括支援センターに相談する
③在宅での看護につないでもらう
が、必要ではないですか?
洗浄後、穴開きラップにたっぷりとワセリン塗布することでどんな大きな、深いデクビもなおりますよ。
後は徐圧ですね。
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看護師お悩み相談室