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もし医療訴訟となった場合、こちら側が不利になる可能性はどのくらいあるのでしょうか?

<2016年06月24日 受信>
件名:もし医療訴訟となった場合、こちら側が不利になる可能性はどのくらいあるのでしょうか?
投稿者:ふー

私の働いている病院は毎日全身麻酔下での手術を何件も行うにも関わらずICUもなければ病棟にリカバリーや観察室もありません。
これは少し前の話になるのですが、私が深夜勤務をしていたときのことです。
頸椎術後で呼吸器から離脱し数日経過した患者さんがいました。自己喀痰がしっかりできていなかったのでサクションを実施してました。レベルはクリアで会話可能でナースコール協力もでき状態は快方に向かっていました。次の術後の患者を個室へ移したいとのことで、状態も安定してきたし大部屋でも大丈夫であろうとの理由で前日の昼間に個室から大部屋に移っていました。モニターはこの時に除去されていました。
痰の量は減ってはいましたが、まだサクションが必要であったことと、私自身が患者の事が気になっていたこともあり、夜間は嫌がる患者と格闘しながらも1時間ごとにサクションを実施してました。起床1時間前にラウンドしサクションをし会話もし退室し1時間後に再度訪室すると心肺停止状態でした。救命処置をしましたが残念ながらたすけることができませんでした。
家族は納得ができず医療訴訟へもっていこうとしているようです。まさか1時間前に会話までしていた患者が1時間後に心肺停止するとは想定外だったので私自身もパニックになりました。
現在、病院側の弁護士が相手側といろいろ話してはいるようです。私も初めてこのような場面に遭遇したのと、まさかの事態にもっと早く見つけることができたら助けることができたのか?モニターを再度付けておけばよかったかな、など振り返れば振り返るほど後悔と悔しさとなんとも言えない気持ちになります。もし、裁判沙汰になったらどうしようという恐怖もあります。
師長から家族と上層部の間で話された話の内容を聞くたびに申し訳ない気持ちになってしまいます。看護師を続けていくことに迷いも生じ一度看護の仕事を辞めようと考えてます。
もし医療訴訟となった場合、こちら側が不利になる可能性はどのくらいあるのでしょうか?
ザックリとした内容で申し訳ありません。
自分としてはやるべきことはやったつもりです。
また、解剖などはしませんでした。

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No.1
<2016年06月24日 受信>
件名:無題
投稿者:匿名

死亡原因はなんと言われているのでしょうか
一時間ごとに格闘しながら痰の吸引が必要だったってことが気になるのですが。
痰詰まり?
痰でなければ、急激な心筋梗塞や心不全が起きたのかなと思ってしまいますが
解剖しなかったってことは、どう医師は思っているのでしょう

記録はきちんとしてありますか?
急変前の状態やバイタルが残されていますか?
記録が大事になりますね


No.2
<2016年06月25日 受信>
件名:無題
投稿者:匿名

難しいお話ですね。
不法行為による損害賠償や慰謝料の支払い義務が生じる可能性など、法曹関係者によりいかようにでも変わってしまいます。
ここで被害者である遺族側が訴訟提起し勝訴するには、あたなを含めた医療機関側に故意または過失があったこと、あなたの行為と死亡との間に因果関係があることなどを証明しなくてはならず、その立証責任は遺族側が負うことになります。
そうなると医療知識の乏しい被害者である遺族側やその代理人となるべき弁護士に立証するのはなかなか難しく、また解剖も行っていないことから、医療機関側が自ら医療事故であったと認めない限りあなたへ法的責任が及ぶ可能性は低いように思います。(あくまで個人的な意見です。)
仮に遺族が弁護士に依頼をしたところで、おそらく医療訴訟に相当な自信がある弁護士でない限り依頼をl断るか、小額な示談に話を持ち込むものと予想されます。
医療訴訟は高額な費用・時間・手間がかかりますし、医師同士のネットワークがあるため被害者側に有利な証言や医療事故であったとの証明をしてくれる医師も少ないですからね。
不利か有利かで言えば有利かと思いますが、楽観的で申し訳ないですけど、物事なんてなるようになるので十分反省と振り返りをした上で将来を見据えた行動をとればいいかと思います。
「自分としてはやるべきことはやったつもり」という自負が本当にあるのであれば離職の必要はないと思いますよ。

 
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