看護師お悩み相談室

保育系の仕事を経て看護師になり、現在３年目です。
もともと保育系で働いていたのもあり、小児看護をしたいと思い、総合病院のNICUに配属されました。

新生児看護は難しかったですが、赤ちゃんと関わるのは凄く楽しかったですし、嫌いではありませんでした。しかし、人間関係から１ヶ月ほど休職し、その後復帰許可の診断書は出たのですが復帰させてもらえず、このまま休職が続くのなら…と思い退職しました。
その後、母校の職業斡旋所を利用してリハビリ専門病院に転職しました。自分としてはここで成人看護や看護技術を学んで行こうと思って転職したはずなんですが、い働くことになると不安や嫌だという思いしか湧いてきません。
もともと成人が苦手で、小児はともかく大人のオムツ交換にも抵抗があります。食事介助や更衣介助などを考えても、結局自分が成人看護を嫌いという結果でした。
しかし前職を２年で休職からの退職という形で辞めており、学校紹介の手前、最低でも３年間は働かなければいけないと思っています。

自分の弱い考えや偏見がダメだということは分かっています。毎日、前の職場のことを考えており違いばかりに目が行き「NICUだったら、今頃はこうだな」「申し送りや記録はこうしていたな」「同期はもう一人で呼吸器を持っているのかな、指導をしているかもしれない」等、ついつい考えて辛いです。
今は３年経ったら絶対に小児系に転職しようと考えていますが、３年働ける自信がありません。

30代に入り、今後も転職の幅は狭まってくると考えると焦りも大きいです。３年頑張って働けるようなお言葉をください。親にも多大な心配をかけてしまい、今度は最低でも３年働くと約束しましたし、それを裏切りたくないんです。
リハビリ病院のため看護技術の習得も一般病院と比べると採血や点滴が少なく、技術習得の目的もあったのですが、習得できるかの不安も大きいです。
あと、新生児→リハビリを経験した後、小児看護に戻ることは可能でしょうか？そういった部分も経験や情報で頂けたら嬉しいです。

主さんは結局どうしたいのですか？

過去を後悔して「～だったら」と妄想しても仕方がありません。

地に足を着けて前を向いてください。

苦手なことから逃げ続けるか、乗り越えて自信を持って看護をするかの選択だと思います。

やってみる前から色々と出来ない想像をしても何の得にもなりません。
小児科に行けるかどうかはあなた次第です。

ひとつ言えるのは、短期間での転職は印象が良くないですよ。

3年働こうとか、NICUと比べてしまう気持ちは分かりますが、あまり肩に力を入れないで、今は、目の前の仕事を確実にできるようになることだけを考えましょう。

看護師は、異動が多い職業です。
みんな嫌いな科を何年か経験するのは当たり前で、嫌だと思っても、すべて今後の自分の力になります。

戻れるとか、戻れないとかではなくて、その時、どれだけ自分が頑張れるのかってことです。どんなにブランクがあっても、３０代で新卒看護師になっても、本人のやる気があればどの職場でも勤務ができます。

3年と意識してしまうと、とても長く感じてしまいますし、今後、結婚や出産で、退職することになる可能性だってあります。未来は誰にも分かりません。
だから、今できることは、今の環境で出来ることを頑張ることです。

成人をやってみて、やはり子供が好きだと気づいたということで転職もありですよ。３年というルールは、守れたら良いけどケースによります。
ただ、長い目でみて、たとえば結婚したあと専業主婦にでもなれたら関係ないですが、ずーっと定年まで小児病棟で働くことはできますかね？
母子医療センターみたいな専門的な場所なら可能でしょうけど。いずれは成人をみなければいけないときもくるのでは？