介護職員3年目です。
今日の出来事です。
今朝の4時頃に患者様が死亡退院されました。
介護職員2名でオムツ交換に回っていると、その患者様がポータブルトイレに座っておられました。
患者様はモニターもつけられてたので、トイレに行きたいときは職員と一緒にするようにはなっていました。
ですが、一人で行かれてたので看護師に伝え、私が見守り、もう一人の介護職さんはオムツ交換に回ってもらいました。
トイレに座っておられると、お茶が飲みたいと言われたので吸い飲みを渡しました。
言われた声はほとんど出ていませんでした。
ですがなかなか口にお茶が入らないので、私がコップのお茶を持ってきてお口に入れました。
すると、お口に入ったお茶は飲み込まれることなくほとんど口から流れ出る状態になられました。
本人に聞くとお茶が出たと返答があったため、しばらく様子を見ていました。
ですがしばらくすると、視線が違うところを向かれ、呼吸も下顎呼吸状態になられていきました。
看護師を呼びに行ったのですが、その状態になられて一分ほどに呼びにいきました。
看護師さんはすぐにベッドに戻るように言われ、バイタルを計り、どのようにしてこの状態になられたか聞かれました。
上に書いたように説明はさせてもらいました。
だんだんレベルも下がり、その患者様はお亡くなりになられました。
家族さんも来られ、とても泣かれていて、本当に何て事をしてしまったんだろうと思いました。
帰られるときには、ありがとうと言われたのですが、本当に申し訳なかったです。
何でもっと早い段階で看護師に伝えなかったのかと後悔の思いでいっぱいです。
見守りをしていたのがもう一人の介護職さんだったら、その患者様は今も居られたんじゃないかなと思います。
命を守るというお仕事なのに、何て事をしてしまったんだろうと思いました。
その患者様の命を私が奪ってしまったんだと思いすごく辛いです。
今度、師長が来られたときにこの事を話そうと思っているのですがとても怖いです。
介護のお仕事はすごく好きなのですが、こんなことをしてこれから勤めていくことが出来るのでしょうか。
施設勤務ナースです。
そんなにご自分を責めなくて良いと思います。
介護も看護も神ではないので、何時間も異変に気づかなかったわけでなく、所在の把握はあったわけです。
急変に居合わせたに過ぎないと思います。
私も転職1カ月めで、急変に居合わせ、あっという間に心肺停止あります。もちろん私がいけなかった、もっと〇〇出来る人が居合わせたら等、思いましたよ。
でもその後ナースがバイタル等とり必要な処置なされてたという書類上の不備はない、ということで、ご家族は納得されてました。
次にいかせる経験値として、自らの引き出しの容量に入れときましょう。
落ち込まないで!お疲れ様でした。
死亡までかなり短時間ですよね。
確かに看護師への報告は遅かったかもしれません。
お茶が口からこぼれている時点で、気づかなかったようですが、本当はかなり状態は悪かったはずです。
恐らく素人が見ても、本来はアレ?と気づくレベルだったはずです。
ただあなたが、命を奪った訳ではありません。
これを糧にこれからも又利用者さんと向きあっていかれたらいいと思います。
寿命ですよ。
お迎えが来たんですよ。
日本人は直視しないことが多いですが、
高齢者は絶対に近い将来死ぬのです。
モニターもついていたくらいだから、リスクもあったはず。
最後の死に方は誰にもわかりません。
苦しまずに最後の瞬間まで自分で歩けて、家族にも大事に
思われて良い最後だったのではないでしょうか。
何も自分をせめる必要ないですよ。
仮にここで救命出来たとして、死期が数ヶ月のびた
ところで肺炎くりかえしたりして、苦しい最後だったかも
しれないですよ。
亡くなる前に便意、二人経験あります。
どちらも、意識はあるけど、
いつ亡くなってもおかしくない、というかたでした。
ご家族も付き添ってました。
Aさんはご家族がトイレに座らせていました。
終わったとたんにポータブルトイレの上で意識消失。
Bさんは、モルヒネ使用中、
ぼんやりしながらうなずく程度の返事をしていました、
においでオムツに便をしてるのがわかり、
家族から、取り替えてくださいと頼まれ、
看護師二人で処置中に呼吸状態かわり意識消失。
私も、ペアの看護師も、(肛門が弛緩して失禁状態だな、
おむつ交換で動かすだけでも危険だな)とは予想して、
ペアのナースと表情だけで、
どうする?交換する?家族にその説明をして交換しない?
家族も、本人も汚れたままはは嫌だろうし、
納得させる説明はできないと思い交換した結果です。
最後を見送ってから、
「交換しないほうがよかったかなー、」と相談され、
「いや、取り替えないって説明はできないでしょう。」
「そうだよねー、、」
という会話を、二人でしたことを思い出しました。
看護師でも同じことがありますよ。
トイレは、血圧も変動しやすいですし、心臓にも負担がかかります。
痰をとった事が引き金になって、心肺停止することもあります。
お風呂やトイレで亡くなられる方は、施設や病院以外にも、毎年数えられないほどいます。交通事故の4倍とも言われています。
だから、その患者さんは寿命でした。
あまり深く考えて落ち込みすぎないでください。
しかし、自分に何か出来たのでは?
もっと早く報告をしていればよかったのでは?と、考えることは大切です。
誰でも落ちこみ、悩み、反省して、自分を責めることは仕方がないことです。
命と向き合った時に、その気持ちを無駄にしないように、次に同じ場面に遭遇したら、どう行動しようって振り返るのは大切なことです。
怖がらずに、勉強をすると自信につながります。
本屋で看護師のコーナーに、急変や異変に気づくための本が売っています。難しい本をかわずに、読みやすくて簡単な本を選んで読んでみてください。
介護士は、食事介助する機会も多いので、誤嚥した時の対応や観察点などがわかる本も探して読んでみてください。
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