看護師お悩み相談室

年末に投稿させていただいた、訪問看護4ヶ月のちーこです。(ブランク12年、外来5年で訪看に転職しました)
お正月休みが明けて仕事に行ったのですが、私が入り口に入ったことに気づかなかったのか、所長が「ちーこさんのことどう思う？要領悪いしさぁ、どう？」と先輩たちに聞いていたのです。先輩たちは無言で何も言わずにいたので、聞こえなかったふうを装って入って行きました。所長は知らんぷりをしていましたが、何となく気まづい雰囲気でした。
そんなことを聞いた後、はじめてのお宅に所長と同行し、緊張で頭が真っ白になってしまい、側管から薬液を入れるのに注射器に針をつけたまま刺そうとしてしまったんです。所長が慌てて止めて代わりに注入してくれましたが、外来では普通に出来ていたのに何で…と自分が情けなくて情けなくてイヤになりました。ステーションに帰り、所長が「ビックリだよ！ちーこさんが…」とそのことを話し始め私は恥ずかしさで一杯になりました。自分がどうしようもないミスをしたので、言われても仕方ないと思うのですが…。
ときどき所長が呆れるような顔をするのは気づいていましたが、みんながいるから大丈夫！何でも聞いて！と言ってくれてたので、細かいことまで聞いていたんです。
確かに物覚えは悪いし(40才での転職です)、どんくさいのでパキパキ仕事をする所長はイライラするんだと思います。他の先輩たちは普通に接してくれ、気遣いも見せてくれます。
とんでもないミスをした自分にもショックだし、厳しくも暖かく見守ってくれてると思ってた所長にもショックです。このまま訪問看護を続けていく自信がなくなりました。

ちーこさん、ブランクと外来での経験年数が書かれていますが、病棟での経験年数は何年ですか？

５年間外来で経験していることは、とても素晴らしいことだと思いますが、訪問看護をするにあたっては、知識や技術面では、何も学ぶことができず、ほぼブランク１７年と考えたほうがいい状況です。

それでも、ブランク前に、リーダー業務をかなり経験してからだったら訪問看護も可能だと思いますが、年齢的にも、おそらく、リーダー業務をしていない、または、していたとしても１年～２年程度でしょう。

この状況で、訪問看護をしていくには、チー子さん自身もかなり勉強をして努力していかなければいけない状況ですし、周りが相当サポートする必要があります。利用者さんの異変などに気が付けるのだろうか・・・と正直心配です。

お腹が痛い、頭が痛い、体がだるい、便が出ない、呂律が回らない。などの症状が出現した時に、聴診、触診などフィジカルアセスメントをして、報告できますか？

サポートが充実していないようですし、転職も考えているというお話だったので、今回は、ハードルが高すぎたのかなと思いますので、一人で判断する場面の多い職場ではなくて、病棟の日勤常勤などで感覚を取り戻してから訪問看護に再挑戦したほうがいいと思いますよ。

お察しの通り病棟経験は2年しかありません。結婚のため退職しました。
ブランク後外来に5年いましたが、本当は病棟に行きたかったんです。パートだったので外来になってしまったのですが、そこで病棟勤務だったら、今 違っていたのかもしれません。
いろいろ考えて転職することに決めました。まだ小学生の子供もいるので、もう少し余裕を持って働ける職場を探そうと思います。
ご意見とても参考になりました。
ありがとうございました。

うーん…。
辞めちゃうんだ…。と、少し残念な気持ちです。
私の勤めていたところにきた方は、ブランク12年ですぐに訪問看護でした。
もともとのんびりした性格と、空気が読めないところがあり、育成するのに苦慮しましたが、高望みせず、指導しました。
その方はパートだったから、続けられたのかもしれませんが、今でも辞めずに立派になられています。
できない間は、周りからいろいろ言われても仕方がないと思えませんか？
わたしは結構転職してますけど、どこへ行ってもそうだと思って割り切っています。
できないことは、できるようになればいい。
仕事を覚えれば、言われなくなるし、頼りにされることもわかっています。人間は調子いいんですよ。
所長はじめ、上層部も手のひら返して、頼ってくださいました。
だから、最初は気にしない。だって、それなりに周りに迷惑をかけているんですから。
要は、仕事を覚えればいいだけ、一人で訪問できるようになればいいだけ。
そう思えなければ、残念ながら辞める選択もあるとは思いますが
今これが続けられなければ、どこへ行っても、自信ないままでは…？
かくいう私も、訪問看護がつらくて、すぐ辞めようと思っていたんですよ。
それが、かなり長い年数続いちゃって。
今では、この経験は宝物であり、自信のもとであり、求職時の武器になっていますよ。
とりあえず1年、やってみませんか？
家庭との両立が困難であれば、仕方のないことですけれど。