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自分自身の家族の看取り(この気持ちとどう折り合いをつけて乗り越えればいいのかわかりません)

<2015年08月12日 受信>
件名:自分自身の家族の看取り(この気持ちとどう折り合いをつけて乗り越えればいいのかわかりません)
投稿者:匿名

自分が働く職場で、家族を看取りました。
職場はとても雰囲気がよいのですが、皆さん多忙で、また、職場内で相談することに抵抗があり、書き込ませて頂きました。
もう家族が亡くなって数ヶ月も経ちます。仕事や法事で忙しくしていたせいか、そのときは仕方ないことだと割り切れていたのですが、最近突然「もっと、看護師として自分にできることがあったのではないか」「あのとき別の選択をしていれば」と後悔の念が押し寄せてきます。主治医とも他の家族ともよく話して治療方針を決めたのですが、やはり医療従事者ということで、家族は私の意見を「あなたがそう思うなら」と、とりいれてくれました。
亡くなったのが忙しい朝方、私がちょうど夜勤をしていたときで「仕事中に泣くわけにはいかない」と、淡々と死後の処置をした自分が、とても冷たい人間に思えます。
同じような病状だった患者さんが、元気に退院していくと、とてもうれしいのですが、同時に、なんでうちの人は駄目だったのかな、私が間違っていたのかな、と思ってしまいます。
仕事は楽しいし、やり甲斐も感じます。
自分がこんな気持ちでいるのは、家族にも、よくしてくれた職場の人にも、知られたくないのです。
とても辛いけれど、この気持ちとどう折り合いをつけて乗り越えればいいのかわかりません。
何かアドバイスがあれば、お願いします。

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No.1
<2015年08月13日 受信>
件名:無題
投稿者:匿名

あなたは精一杯のことをされたと思います。
亡くなられた家族さんは、あなたに感謝していると思いますよ。ご自分を責めないで。プライベートまで完璧なナースでいる必要ないです、1人の人間ですから。


No.2
<2015年08月13日 受信>
件名:私も実母を看取りました
投稿者:かつみ

はじめまして。
私もちょうど1年前に実母を看取りました。
私の場合は自分が勤務していた病院ではなかったのですが、治療方針は主治医とその他家族と話し合いながら決めていきましたが、うちの場合は病院側があまり治療に積極的ではなく転院も考えましたが病院側から却下され、どうすることもできませんでした…
家族一同、もがき苦しんで過ごした闘病期間でした。ちょうどIPS細胞の話題も出てきたりした時期でもあったし、京大の先生に直談判で母の状況などメールでやりとりしたり色々としましたが、結局環境に恵まれず母は力尽きていきました。
辛いですよね。でも、冷たい冷酷人間かと思いますが患者が亡くなってしまった以上、その人に何かをやってあげることはできません。自分の中で思いがループするだけで、やってあげられる対象がいないんです。
苦しくて生き地獄で、看護職を半年ほど辞めました。
でも、結局割り切るしかありませんでした。
この思いを今生きている患者さんにって。

長文になりましたが、お辛い体験を乗り越えさらに良い看護ができるよう応援しています。


No.3
<2015年08月13日 受信>
件名:無題
投稿者:匿名

自分の身内が亡くなったことを思い出して、いろんな思いが込み上げてきました。

看護師だから、いろいろ知り過ぎているので、もしかしたら、違う方法を選択していれば良かったかな。別の病院に転院させた方が良かったかな。など、後悔ばかりが頭をグルグルしてしまいます。

だけど、きっと、亡くなった人のことが大切で、亡くなる前に色々考えて、亡くなってからも大切な存在のままだからこそ、数か月たっても後悔しているのかなって思いますよ。

大切にしていなかった人は、亡くなって数か月たっても後悔はしていないのかなって思います。投稿者さんが後悔して苦しんでいることは、それだけ亡くなった方を大切にしていた証だと思います。

家族が亡くなる時に、家族としてではなくて、看護師としてそばにいなければいけないなんて、本当に辛かったでしょうね。
仕事中でも泣いて良かったのに。我慢してしまったんですね。
気持ちの整理ができていないのに、まだ温かい家族の体に、エンゼルケアをするなんて、現実のことなのか分からないくらい心は混乱したでしょうね。

きっと、家族は安心して天国に行ったと思いますよ。
大切な投稿者さんのいる勤務の時を選んで、最後まで看護師として凛として仕事をしている姿を見ながら旅立ったと思います。

この仕事をしていると「死」という言葉から離れてそっとしておいてほしい時に、離れられないので辛いですね。忌引から戻った次の日に、患者さんのエンゼルケアをした時は、亡くなった患者さんのことよりも、家族が亡くなった時のことを思い出していました。

自分の病棟で亡くなると、同じ疾患の患者さんがたくさんいるので、毎日嫌でも思い出してしまいます。一般職の人は、仕事中は没頭して忘れられて、家に帰って思い出して泣くって日々を過ごすのに、看護師は、忘れる時間がないから、数か月たっても気持ちが残ってしまうのは、当然だと思います。

だから看護師は、大切な思い出にする心のアルバムを作るのに時間がかかるんだと思います。
今は整理できていなくていいですよ。何年かかってもいいです。そして、整理をしても、決して忘れなくていいです。

もう一つ。
どうして同じような病状の人は退院したのにって悔しい気持ちを、別に押し込めなくていいです。誰でも同じ気持ちになると思います。だから、そんな自分の気持ちを責めたりしないでくださいね。


No.4
<2015年08月16日 受信>
件名:無題
投稿者:匿名

後悔しているんですね、つらいのですね。

私は実父を勤務先の他病棟で看取りました。

立ち直るのに2、3年くらいはかかったかなー。

ただ、私に人間の生きざまや死にざまをありのままみせてくれた父に感謝して、その経験をいかすいかすために看護師続けています。

 
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