クリニックで働いています
クリニックでは採血の際、自分たちで伝票を書いて(手が足りないときは医師も書いていますが、基本私たちが書くことになっています)、採血の際のスピッツも専用の棚から自分で取り出して実施します
つい先日の話です…
ある方の採血をすることになりました
その方の採血は何度かしたことがあります
注射が苦手な方で、貧血もあるためなるべく早めに終わらせることが出来るようにしています
実施中は常に緊張していて、過呼吸になるのではないかというくらい息を乱してしまう方です
それが分かっているため、早めに終わらせようとしたのですが…
伝票も自分で書いていて、使用するスピッツも確認していました
しかし何故か、違う種類のスピッツを選んでしまい…
一度、そのスピッツで採血を行ってしまいました
終わりましたよ、大丈夫ですよ…と声掛けを行い、状態が安定していることを確認してから待合室に案内したのですが……
スピッツに伝票シール(患者の名前などが記載されているもの)を添付しようとしたところで、スピッツを間違えていることに気付きました
先輩は他の介助に入っていて、ダブルチェックをしてもらえる状況ではありませんでした
急いで待合室に向かい、会計を済ませてしまっていた患者に何度も謝罪し、もう一度採血を行うことに……
注射が嫌いな方に何度も針を穿刺する結果となってしまい、笑って許してくれた患者にも凄く申し訳ない気持ちになりました
原因としては
・確認しているつもりできちんとできていなかった(流れ作業になっていたのではないか)
・今回はスピッツ1本だったのですが、普段1本で取っているときと違うスピッツを使用しているのに、以前からの記憶がこびりついていて、思い込みでスピッツを用意していた
・患者がたくさん待っていたこともあり、気が焦っていた
などが挙げられると思います
今後はきちんと確認し、患者に不快な思いをさせないよう努力してきます……
見て下さって、ありがとうございました
わかりますよ。
笑って許してもらえて良かったです。
私もクリニックにいた時に、注射や採血の嫌いな(好きな人はいないとわかっていますが)患者さんから、
とにかく「失敗するなよ。」「痛くしないでよ。」
「もっとベテランの○○さん呼んでよ!」
言いたい放題でプレッシャーに負け、簡単な血管でも失敗し、「だから、あんたはいやなのよ!」
考えると、自分もよく耐えてきたな…と思います。
こんな中でも失敗しないように悩みに悩んでました。
主さんの気持ちもよくわかります。
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