ルート確保における悩みについての相談です。
特に男性で、隆々とした太い血管を選択した際、かなりの確率で失敗します…
真ん中に穿刺してるつもりなのですが、血管を突き破ってしまいます。
今、3年目なのですが、新人の時の一番最初のルート確保で同じ失敗をしてます。そのときは慣れだと指導され、今はだいぶ慣れて微妙な人でも一発で入れることができるようになってきました。
なのですが、先に書いたような血管では、いまだに失敗してしまうのです。
誰に相談しても明確なアドバイスはもらえず、今にいたります。どんなに技術練習をしても、人の血管では練習できないし、苦手意識ばかりが増えています。
私みたいな失敗をする人はいないのだなぁと落ち込むこともあり、できれば解消したい悩みなのです。
コツや解剖学的な失敗原因など、教えていただきたいです。
太い血管の真ん中に針を刺すと奥に針先が行って上手くいかない事があります。
少し血管と距離を開けて掬うように刺すと結構上手くいきますよ。
私も採血や注射は何年経っても苦手でした。
微妙な人でも一発で入れることができるとのことであり、手技的な問題はなさそうですね。
『特に男性で、隆々とした太い血管』と同様の状況かは分りませんが、ある程度筋肉質な腕をイメージして個人的な経験則で返答します。
筋肉質な腕をしている人に思いっきり握ってもらうと、筋肉は更に硬くなります。
硬い腕に穿刺しようとするこちらの力も強くなり、留置する際の微妙な調整ができず、血管を突き破るのかなと思いました。
ではどうするか。ワタクシも同じような経験をしたことがあり、考えた結果、あんまり握らないでと言っています。隆々とした太い血管であれば軽く握る程度でも怒張しますし、何ならベッドの端に寝てもらい、腕だけ下に垂らすようにすれば握らなくても重力だけで血管が浮いてきます。
ためしに軽く握るぐらいでやってみてください。
あとは自分好みの硬さを見つけるしかないかなと思います。
頑張ってね。
角度の問題ですよ。
少しだけ針を寝かせて、平行に近い状況でゆっくり刺してみましょう。
太いという安心感から深く刺しすぎてるのでしょう。幅は太くても奥行きはなくて平らなのかもしれませんよ。私もあなたと同じように悩んだことがありました。
私も、何故、この血管で失敗するのか、と原因が分からなかった時期があります。
太く蛇行していない、弾力性がある血管は、ルート確保の絶好の血管...、なのに、上手くいかなかったのです。
それで、大ベテランの上手い先輩の手技を真似るようにしました。
太い血管は、動きやすかったりするので、患者の腕を固定したときに、患者の腕だけじゃなく、血管も動かないようにするのです。
刺して、逆血が確認できたら、”すくうように”針を進めると、スッと入った感触があります。
血管を貫通しないように、かつ浅くなりすぎないように。
サーフロー針の種類が違うかもしれませんが、1分50秒からの動画も参考にしてみてください。
https://www.youtube.com/watch?v=dlobZrtfP_8#t=144
深すぎず、浅すぎず、すくうようにするのがポイントです。
ルート交換をしっかり行っている急性期病院や病棟にいると誰でも必ず上手くなります。
逆にルート交換の回数が少ない病院や、先輩が後輩にあまり実施させない病院では、技術は上達しません。上手くなるかどうかは、実施する頻度にもよると思いますね。
浅く刺せばいいんじゃないでしょうかね
もともと浮き上がってる血管なんでしょう?
沈んでる血管と同じように刺したら、突き破っちゃいますよね
皆さま、ご回答ありがとうございました。
アドバイスいただいたことを
念頭に次の機会にはトライしてみたいと思います。
人手不足の中、先輩の手をすこしでもわずらわせないように、技術向上に精進します。
ありがとうございました。
皆さま、ご回答ありがとうございました。
アドバイスいただいたことを
念頭に次の機会にはトライしてみたいと思います。
人手不足の中、先輩の手をすこしでもわずらわせないように、技術向上に精進します。
ありがとうございました。
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