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輸血 利尿剤(輸血をしてから利尿剤を投与するという順番が何故かが分かりません)

<2015年01月27日 受信>
件名:輸血 利尿剤(輸血をしてから利尿剤を投与するという順番が何故かが分かりません)
投稿者:よーこ

輸血をしてから利尿剤を投与するという順番が何故かが分かりません。
貧血で低酸素のため、心拍数を上げ全身に血液を送って低酸素を補っていることはわかります。しかし、赤血球の輸血をして細胞に与えられる酸素を多くし、心臓の負荷をなくそうとしてるのはわかるのですが、なぜ輸血をしてから利尿剤を投与した方が効果が得られるのかがわかりません。基本的なこともわからず、申し訳ないのですが教えてください。

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No.1
<2015年01月27日 受信>
件名:無題
投稿者:あらた

輸血をして循環血液量が増えれば腎血流量も増える、腎血流量が多い方が利尿剤の効果もより期待できる、という理屈ではないでしょうか。輸血よりも高張アルブミン製剤の方がより効果的だと思いますが。


No.2
<2015年01月28日 受信>
件名:無題
投稿者:匿名

難しい理論はさておき、輸血が必要だということは、それだけ全身状態も悪いです。貧血もあって低栄養。それを少しでも改善しないことには、他の治療をしても効果は期待できないのでは。


No.3
<2015年01月30日 受信>
件名:無題
投稿者:焼きナス

 貧血などの低酸素の場合、要はヘモグロビンだけ欲しいんです。血漿成分であるNa、K、水など・・それは要らないんです。ヘマトクリット、Hbだけ上げたいんです。
 水が血管内に増えれば、浮腫の原因にもなりますし、「オーバーボリューム」となってしまう事もあります。
 心拍数を上げれば、心臓の負担が増す、しかし、血液中の水を減らして、血液を濃くすれば、送れる酸素量は増えていますから・・

 ・余分に入ったNa、Kを排泄する。
 ・過剰となった水を減らす事で、心臓の負担を減らし、Ht,Hbを上げる。浮腫も予防する

 こんな理由だと思います。(主に心不全の場合にはよく上の理由で輸血後は利尿剤かけます)


No.4
<2015年01月30日 受信>
件名:よーこさん、あらたさん、焼きナスさん
投稿者:2

ありがとうございました。勉強になりました。単純に心負荷・腎負荷を軽減するためとしか頭にありませんでしたので。私の少ない経験の中では、利尿剤を一日2回あるいは3回投与している患者さんが多く、輸血を挟んで利尿剤ということもありました。既に全身に浮腫がある方々ですので。
機序まで説明して下さりありがとうございます。

 
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