看護師お悩み相談室

母を癌で亡くしました。私は三人兄弟の次男です。歳は51歳。
末期癌と言うより医師から「今日危ないかもしれない・持っても一か月かもしれない」といつ亡くなってもおかしくない状態でした。
病院で寝泊まりしてました。母がなくなる三十分前に目が覚めモニターを見ていたらすべて反応がなく医師が飛んできました。どうこうを調べ、心拍も。
そして他界されました。母は自分の年金が入ると必ずお小遣いをくれました。
私も51歳なので断っても「これで美味しいもの食べな」と。
病名は大腸癌・腎臓・肝臓・膵臓・肺にも水がたまり施術しても結果を同じだと医師が言いました。末期としてはあまりない3日で亡くなり医師もなすすべもなく「モルヒネにするか?麻薬にするか」と問いかけてきましたが全て断り痛くないように眠らせてあげました。そこで知ったのは「涙というものは泣いても泣いてもかれない」ことを知りました。最後は笑顔で他界しました。僕を生むとき「母の命が危ない、僕の命も危ない」危険な状態で出産。母は一番かわいいよと言うのです。
どうしても母の死を受け止められずたぶんノイローゼになっていたのだと思います。僕は強度のうつ病や睡眠障害・心身障害をもち月日が経つにつれ「自分が生きてい存在感が分からなくなりました」家族やご近所様で小さなお葬式をしました。そして、僕は株式会社を経営しており〈プロクラマー〉これから生きていくじしんがありません。突然の死を受け入れることができません。
母は全てを許し、理解しいつもそばにいてくれました。
母があの世からむかえに来るのを待ってますが一向にむかえに来てくれません。死んで母のそばに行きたいです。妻は立ち直りなと言うだけです。
その気力さえありません。泣いてばかりいてはいけないのは承知ですが、母の死を受け止めることができずお酒お飲んで睡眠薬を飲みやっと眠れる状態です。さみしがりやの母のそばに行きたいです。

大切なお母様を亡くされ、本当にお辛いでしょう。心よりお悔やみ申し上げます。私は父を亡くしておりますから、親が亡くなる辛さは、状況等の違いはあれどわかります。

まずあなたがすべきことは、まずお母様をしっかり供養してさしあげることです。悲しいお気持ちはわかりますが、やることがあります。いつ亡くなられたかはわかりませんが、四十九日まではすぐそばにお母様はいらっしゃいます。悲しくて立ち上がれないあなたを見たら、お母様は安心してアチラに行かれないかも知れません。大切なお母様なら心配かけないようにしたいですよね。そして百か日を過ぎたら、泣かないで前に進むのが一般的な仏教の考え方です。百か日の法要を目標に少しずつ立ち直るように出来たらいいですね。それまでは、泣きたい時には泣いても良いと思います。我慢は良くありません。人は泣いたり言葉にすることで気持ちを整理していけますから。

もし仏教でなければ、また違った供養や考え方になりますから、私の意見は参考程度に留めておいてください。もしキリスト教徒であれば、神父様にご相談なさると良いかと思います。

私はこう思います。お母様はあなたの心の中でずっと生きている…と。その意味はすぐにはわからないかも知れませんが、父を亡くして数年経った私は、本当にそうなんだって思っています。

お母様のご冥福をお祈り致します。

お気持ちをお察しします。お母様への思いが強いのですね。
しかし、自ら命を絶つようなことをしては絶対にダメです。お母様を最も悲しませることです。
親はいくつになっても子供が可愛いのです、何よりも望むのは子供が元気で幸せに生きてくれること。お母様もきっと、あなたと奥様の幸せを願いながら旅立たれたと思います。あなたがお母様の後を追うようなことをすれば、お母様は死んでも死に切れないほど辛いと思いますよ。
すぐに乗り越えることはできないと思いますが、決して自殺などしないでください。精神科で、カウンセリングなどを受けられては？がん患者の遺族の会に参加して、同じような立場の人達と思いを分かち合うのも良いと思います。