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この対応、どう考えますか?(この二点に関してどうしても納得が出来ません)

<2014年12月08日 受信>
件名:この対応、どう考えますか?(この二点に関してどうしても納得が出来ません)
投稿者:さらや

家族が、受けた病院の対応について皆さんはどう思うのか教えてください。

家族が低体温状態→心停止で救急センターに運ばれました。
駆けつけたときには、通常のプロトコールで蘇生がされていましたが。
体を加温機などで温めることなく、低体温継続状態で1時間近く蘇生されていました。

医師が交代し、心臓を動かすには低体温から抜け出す必要があるからPCPSを使って暖めた血液を体全体に循環させる必要がある

ということでその処置を親戚一同で検討し、実施してもらいました。

が、1時間たっても、収容されたICUからpcpsが始まった連絡がなく
やっときたかと思ったら「経皮的に入れるよう頑張ったが無理だったので、心臓血管外科に依頼をして外科的にルートを取る」といい始めました。

処置の準備の間に面会をしましたが、その際ベッドサイドに研修医が2名いました。

私は、そのとき初めて「研修材料として使われた」と察知しました。
研修医制度があるので研修医が関わるのは別にかまわないのですが

①緊急時にわざわざ時間がかかる方法をいつまでもやり続けるのではなく、迅速な判断でいま最適と思われる医療を展開していく現場を体験さえる選択肢を持たなかったのか
②低体温だと何時間経過して処置が遅くなってもかまわないのか


この二点に関してどうしても納得が出来ません。

皆さんはどのよう感じ、どうであったらよかったと思いますか?
参考までに、おしえてください。

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No.1
<2014年12月08日 受信>
件名:無題
投稿者:匿名

患者さんの家族に対しての説明不足を感じました。
それと、技術が未熟で、そばに指導する医師もいなかったと思います。
そういうのを、時間と、医師の対応など、メモにしておくといいと思います。
あとで訴訟も可能かと。
私の父親も、救急車で運ばれたのが、元旦でした。
そのとき、すでに炎症反応 CRPが高くなっており、発熱も40℃でした。
入院もさせず、帰されました。
その後、胆嚢炎→敗血症→肺炎→気管切開となり死亡しました。
明らかに、病院に落ち度があるのですが。
その場にいたのが、高齢の母とあまり知識のない弟でした。
自分が居たら、入院し、熱の原因追求→助かったと思います。
あとでかえってきましたが、毎月の医療費が100万円台が2か月も続き、ほんとうに困りました。
抗生剤の点滴とすみやかな手術したら、簡単に治ったはずです。


No.2
<2014年12月08日 受信>
件名:無題
投稿者:匿名

2について
まず、低体温からの蘇生ですが、低体温は脳の保護から検討すると急激に上げるよりもある程度低体温のままが有用。つまり、脳保護で低体温療法というものがあり、低体温の方が予後がいいと言われてます。
ただ、温める方法として暖かい輸液の投与もあります。
ただ心停止した状態の処置の遷延。
夜間救急の場合、医師が救急医だったか?

1について、低体温で何時間もというより、心停止時間が問題だと思います。PCPSは経皮的に入れられますが、手技が不十分な人たちだと時間かかりますね…そこで心臓外科医を呼ぶタイミング、たぶん、夜間呼び出すことの配慮、つまりスタッフ側の気兼ねやらなんやらが影響してそうです。経皮的に出来ないなら他にもエコー下や透視下で出来ますし…ただ上の医者によって本当に違います。
私もそんな救急にいたので…
救急なのに医者によって患者さんも生死が決まる…感じ。あとは救急専門医が居たかどうか?
PCPSが挿入されるまでにどういう薬の投与されていたか?心マが継続されてたか?も問題です。

その蘇生またはPCPS挿入後の脳のダメージへの影響や主治医のムンテラ次第では組織としての体制がどうかも見えてくるかもしれません。


No.3
<2014年12月09日 受信>
件名:無題
投稿者:匿名

救急指定病院としての施設・人的な問題がそこにありそうな気がします。

「経皮的に入れるよう頑張ったが無理だったので、心臓血管外科に依頼をして外科的にルートを取る」

おそらく、この病院には循環器内科の医師しかおらず、AMIの患者にPTCAを行う救急センターであり、研修医も受け入れている病院だったのではないかと推測します。当院でできる限りのことをし、関係先の心外の医師に依頼して、くるのを待ってPCPS挿入という流れだったのかもしれません。


私自身、以前にそのような病院に勤務し、そのような場面に遭遇し、病棟看護師として苦しい体験をしました。

旅行中に胸痛を訴え、地元に戻り近医を受診、関係のある当院へと搬送、夜勤帯で当直医師が担当、劇薬投与も変わらず。ECGや血液検査等実施、最初のECGではSTの変化はなし、血液上も。私自身も確認しました。でもその患者さんはウトウトしつつも痛みは変わらないといいます。その後、その患者さんの様子を時間ごとに観察しながら他患のケアにまわりました。2回目のECG、当直医師がSTの変化を見逃し、私はその患者さん以外のケアにあたっていてECGを確認しておらず。当直医師が循環器内科のオンコール医師に連絡、来院してECG変化があったことが発覚。私もその時に2回目のECGを見てST変化があったことがわかりました。すぐに緊急PTCAの運びとなり実施しましたが、PTCAの途中で心停止、蘇生して戻りましたがPCPSが必要な状態となり、他院の心外の医師に依頼してPCPS挿入となりました。ですが、1か月後くらいに亡くなられました。

私は今でも、あの時に自分の目で2回目のECGを見ていたら、私はあの患者さんを死なせずに済んだのではないかと思います。私は医師ではないけれども、その時は循環器の看護師であったのは事実です。私があの時ECGを見ていたらと、今でも思います。

研修材料ではないと思います。


No.4
<2014年12月13日 受信>
件名:コメントありがとうございます
投稿者:さらや

救急車が家についたときにCPAとなり救命センターに搬送されました。
当直医(泌尿器科)のプロトコールに忠実な処置(薬剤投与とDC)が3時間近く行われ、救急専門医(もと、心臓血管外科医)に引き継ぎ、PCPSが回るまでに2時間近くかかりました。

心臓血管外科の医師は常勤しており、その日は手術もない状態でした。

ICUに入った際、研修医がいたことを知りました。(研修医については、問題にしていません。そういう病院なので)

親の最後を決めたのは私なので、亡くなった事実については受け入れているのですが
ただ、心停止から蘇生をねらうのに本当にこの流れが適切だったのか?
他の医師に聞いても濁されるだけで(当人に聞けばいいのかもしれませんが)

研修医も刺していたと思うし
救急専門医も刺していたと思うし
血管確保が最優先なんだから無理なら方針をすぐ変えればいいだけでと思うのです。
低体温は急ぐ必要がない対象なのか。

救急センター、後日 温風加温器 入れてました。もともと院内に何台もありましたが。

救急搬送から死亡まで約12時間でした。

 
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