膀胱炎の患者には 直ちにバルーン挿入、膀胱洗浄が開始されます。そのまま、何の疑問もなくバルーンは留置され、バルーン挿入者さんは増えるばかり…今までにない感覚に戸惑います。膀胱炎にバルーン挿入や膀胱洗浄なんてしてなかったし、感染の機会を増やしてる気がしてなりません。皆さまの病院では、どうですか?よろしければご意見をいただければ嬉しく思います。
直ちにってそれはドクター指示なのですか?
膀胱炎の治療看護でバルーン挿入ってやったことがないです。
内服薬ではなくって?
他の皆さんの職場ではどうか私も知りたいです。
もう少し状況を説明してほしいです。
あなたの今まで勤務していた病院では、膀胱炎の患者には内服治療のみで留置カテーテルの挿入や膀胱洗浄はしなかった、ということでしょうか?
対象者は高齢者ではないのでしょうか?
エビデンスでは確かに膀胱洗浄の意味はないとか書かれていると聞きます。
ただ、高齢者の場合は、私は膀胱内部にアカというかごみがあると思います。尿自体が汚い人(浮遊物や混濁)が多いです。膀胱の老化だと思います。
なので、内服のみならず洗浄をするしかないのではないかと思っています。
あと、神経因性膀胱を勉強してください。これはもう留置する以外仕方がないので、感染云々は言えません。そこはもう問題でない、それよりも尿を出さないといけない。間欠的導尿など高齢者自身には無理ですし。
一般に言われるエビデンスは、若い患者を対象に研究されたものが多く、高齢者を対象に研究されたものではないと思っています。そしたらセオリーに沿わないことも出てきて当然ではないかと思います。
膀胱洗浄は、高齢者でもいまは炎症助長しますから、普通の病院ではやらないです。泌尿器の雑誌、最近のナース向け雑誌をみてください。あと研究は、若い人むけ対象ではないですよ。その根拠は?思い込みで否定するのは、非科学的です。対象研究の基本をまなびなおしてください。膀胱内のあかやゴミって素人ではないんですから。浮遊物は、なんらかの原因があってのもの、逆行性などが大半ですが、それを助長してしまうわけですから、昔のようなことは、抵抗力のない高齢者ほどしてはいけません。
やるとしたら、点滴抗生剤プラスどうしてものときにバルーンを入れて、持続膀胱洗浄です。
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