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産科経験のため一通りの看護技術未経験。内科・外科へ転職?

<2014年03月20日 受信>
件名:産科経験のため一通りの看護技術未経験。内科・外科へ転職?
投稿者:匿名

私は産科病棟と小児科クリニック(外来)で勤務してきました。現在は退職をしており、就職先を探しているところです。

私はこの先ずっとクリニックで勤務していくものと思っていました。

しかしクリニックの欠点。
つまり、安全よりもコストを重視する。清潔概念のなさ。一般的な看護技術無視(新しい情報が入らないので20年位前の看護技術??)。人間関係が良いときは最高だが、スタッフが入れ替わり人間関係が悪くなると狭くて逃げ場がないので最悪。院長が病院をやめたら失業。このような欠点を考えると、病院の方が良いのでは?と思ってきました。

さらに調べると、クリニックでは医師国保がほとんどであること(私が勤めていたクリニックは医師国保ではありませんでした)、病院に転職した際にはクリニックの経験は経験年数として給料に加算されないこと(外来であっても病院なら加算される)を知り、転職先はクリニックではなく、病院を考えています。

そこで今、迷っていることがあります。

私は唯一病棟経験のある産科では褥婦・新生児が担当だったため、経管栄養や胃瘻、人工呼吸器、褥瘡管理、輸血・・・などなど、一般的な看護技術ができないことが、コンプレックスです。

このコンプレックスをなくすために内科や外科へ転職するか?年齢的にも(30代中頃です)、新しい分野でチャレンジするなら、そろそろラストチャンス??それに一般的な看護時術ができれば、将来は訪問看護や老人ホームなど将来の勤務先の幅が広がる、と思う一方、
でも10年近くも母性小児を行ってきたのに、その経験が活かされなくなりもったいなくないのか?という葛藤があります。

やはり一度は内科や外科を経験するべきなのでしょうか??

私のように産科や小児の経験の後、内科・外科に行った方はいらっしゃいますか?

できたら200床規模ぐらいの病院が良いと思っているのですが、小児科・産婦人科があるところでしたら500~600床規模になってしまい、家から通えるところだと病院の数は限られてしまいます。なので小児科・産婦人科を続けるかどうかによって、病院が変わってしまいます。

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No.1
<2014年03月27日 受信>
件名:わかります!
投稿者:さくら

わたしも産婦人科が7年だったので、他科の経験がしたくて異動願いを出しました。その後整形.皮膚科の混合病棟で働くことになりましたが、結論はやっぱり産婦人科が楽しかった、でした。確かに新たな分野は刺激的で勉強になることも沢山ありました。経管栄養、胃瘻管理、老年期のオペ後、ケモ、看取り、どれも初めてのことばかりでとても良い経験です。しかしどれも慣れれば日常のことになり、嫌な面(トイレ介助のオンパレード、体位交換のオンパレード、毎日毎日変わらない患者さんたちetc)が目立つようになりました。
産婦人科の時は同世代の女性に関われること、妊娠出産をサポートしている充実感、新生児の愛らしさ、急変に対応できた時の満足感などなど大変な中にも沢山の喜びがあった事を実感したのです。
それでも他科を経験して産婦人科にないものを見つける事もできました。それは看護師としての自覚です!産婦人科では、医師➡︎助産師➡︎看護師 という順に指示や信頼、意見交換がなるもので看護師はいつも3番手になりがちです。それが他科では看護師が自分の意見を持ち医師に伝える事ができ、患者さんからも「助産師さんに聞きたいんだけど」とは言われない。
30代中頃であるならば、ラストチャンスと言わず1度他科を経験されて、だめなら産婦人科.小児科にしてはいかがでしょう??他科を経験しても10年の経験があるならすぐに感も取り戻せます。せっかく退職したんですから同じ科に戻るなんてもったいない。居心地の良い帰れる科があるんですもん、チャレンジしてみては?
ICU勤務の友人曰く循環器がおすすめらしいです。内科でもあり外科でもある、何科に行ってもモニター管理の知識が役立つそうです。確かにそうですよね。わたしも循環器やってみようかな、、、。
よい答えがみつかるといいですね!


No.2
<2014年03月29日 受信>
件名:無題
投稿者:ぬこ

私も産婦人科病院で6年勤務した後、総合病院の外来に転職しました。
産婦人科での6年間はとても楽しく、同僚にも非常に恵まれました、
最初の2年は新生児+分娩外回り、カイザー、切迫にメインでかかわり、後半4年は産褥、妊娠初期の切迫、悪阻、そして死産や中絶に関わりました。
個人病院だったので、カイザーも麻酔や輸液管理なども担当したり、ケアに関しても個人個人にまかせてくれる自由な雰囲気がある職場でしたので、そこで得られた経験、特に乳房ケアや授乳介助は今でも大きな糧になっているなと感じています。

ただ、当時の師長が問題で同僚が次々に辞めていき、その流れで私も辞めました。

退職後、内科と救急外来の外来勤務を始めたのですが、それは見るもの、聞くものすべてが新鮮でしたよ。
それまで産婦人科の経験しかなかったので、病人を看るということが不安でした。
たとえば喘息発作一つをとってみても、それが軽症発作なのか、重症発作なのかなど判断の基準が自分になかったためです。
モニターも産婦人科でもオペ後に使用していましたが、そこは健康な若い女性・・
ほぼ不整脈が出ることなんてないんですよね。
せいせいぜいPVCや頻脈程度。

それがやっぱり、内科や救急では色んな波形をリアルタイムで見ることができる。
それを薬を使ってとめたり、不整脈が落ち着くことで症状も消失したり。
さらに救急では小児科、脳外科、整形外科、外科、皮膚科、産婦人科、泌尿器科、耳鼻科など・・・・本当に色んな患者さんがくるので、浅い関わりではありますが、色んな科の見方、知識、処置などを知ることができたり。

また、対象となる患者さんの年齢層、理解度、個性の違いも幅が非常にあり、世の中には色んな人がいるものだなあと思うのも面白かったです。

また診察に先立って看護師が問診したり、トリアージする場合もあるので、症状からの予測判断する力や、検査もいろいろするので検査データに対する見方も新しい力がついたように感じます。

まとめて言えば、やはり自分に自信がつくと思います。

産婦人科でしか経験がなかったとき、なんだかなんちゃって看護師の気分がつきまとっていました。でも、それがちゃんと看護師ですと言えるようになったかなと感じますね。
でも、産科が好きでずっとその道で働いてきた元同僚もたくさんいましたし、それはそれでいいと思います。ただ、興味があるなら一度覗いてみてもいいかもしれませんよ。

他科へどっぷりが怖いようであれば、産婦人科と他科をパートで両方やってみるのもいいかもしれません。
私は、他科を経験できてよかったと思っています。

 
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