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在宅介護で夫を看取りました。

<2014年01月27日 受信>
件名:在宅介護で夫を看取りました。
投稿者:こはるねこ

在宅で介護していた夫を元ナースである自分が看取り大変だったので、状況を知ってほしくて投稿します。

在宅診療所の役割がこれからますます重要になる事と思われますが、体制がまだ過渡期にあると言わざるをません。

呼吸が止まりそうなときに電話したら、当直で夫のことを知らない医師でした。バイタルを伝え驚いたような声の印象。呼吸が止まってからもう一度電話したほうがいいのか確認すると、そうしてくださいと。

電話後20分ほどして呼吸がとまり、電話し、医師が家についたのが1時間後。死亡診断書を書くときも経過を私に聞きます。いつも往診している医師に来てほしいとは思いません。でも夫の経過なり、データを読むなりわかろうとして欲しかったと思いました。

医師一人で来たため死後の処置はなく、葬儀屋を呼びましたが、そこでも死後の処置がなかったので、口腔内をきれいにしたのですが、ドライアイスを入れた関係で翌日胃の内容物が流れ出てパジャマを汚染してしまいました。

葬儀屋と私とナースの友人とで衣類の交換をしました。
点滴も自分が行い、訪問看護は依頼しませんでしが、スタッフには今後のためにと思いエンゼルセットは必要と思いますと後日残りの点滴セットの返却の際、いいました。

今回自宅で看取ることの大変さを知り、精神的にも辛かったのですが、せめて必要物品や事前の情報収集について最低限知っておくことの必要性を伝えたく思いました。

在宅看護で活躍されているナースの皆さん今後の参考にしてくだされば幸いです。

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No.1
<2014年01月27日 受信>
件名:私も
投稿者:匿名

こはるねこさん、この度はご愁傷様でした。ご主人はとても幸せな方ですね。

私も現在進行形で、実母の在宅介護・看護の現実と向き合っています。
私は都市部の医療機関で勤務しており、在宅で頑張っている医師・看護師・ケアマネ・保健師・リハスタッフなどと関わる機会も多いです。あまりにも彼等が素晴らしいので(都市部なので効率も良いのかもしれませんが)、母の住む地域の後進性を痛感するとともに、これが日本の一般的な在宅医療・福祉の現実なのだと実感しているところです。

在宅支援診療所であれば診療報酬が高くつくというだけで、中身の伴わないまま標榜している所も多いです。今後、病院の病床数を削減していく過程で、在宅診療や看護、介護に診療報酬・介護報酬が手厚くつきます。すでに多くの営利目的の株式会社が参入し、質を問わない訪問看護ステーションの乱立や訪問看護師の獲得合戦が起こっています。

競争原理が働いて、今後質の向上につながればよいのですが、利益追求型の行く先は、すでに一部の老人ホームに見られるように、低賃金で質の低い介護であり看護でしょう。患者や利用者が悲しい思いをすることがないように、然るべき質の保証=教育や管理の徹底を、心から望んでいます。
私は在宅介護・看護の経験者として、現場のスタッフに意見もしますが、政治的な大きな流れとそれをコントロールする厚生労働省の働きにも注意していかねばならないと思っています。

看護師として今まで多くの方を看取り、在宅にも帰してきましたが、自分の肉親の死や在宅介護は、これほどまでに精神的にも身体的にも、そして経済的にもつらいものなのかと噛みしめる日々です。
こはるねこさんお疲れのことでしょう。ご自身の体や心の喜ぶことを、これから沢山なさってください。
ご主人やこはるねこさんの経験が生かされるように願っています。
ご主人さまのご冥福をお祈り致します。


No.2
<2014年01月27日 受信>
件名:無題
投稿者:匿名

大変 お悲しみやお疲れが強いところ 私たち後輩のために ご助言ありがとうございました 長く長くご一緒に連れ添われたご主人様をなくされ どれだけ深い悲しみの中におられるか…

私は来月から 在宅の仕事をするものです
ありがとうございました

 
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