看護師お悩み相談室

7月に老健に入職した37才のナースです。
職場は大変働き易く指導もしっかりしてくれています。介護スタッフとの人間関係も看護師同士の人間関係も大変良いです。
不幸の始まりは、7月10日、入職した翌日に父が脳梗塞から脳出血を併発して、半身麻痺になりました。半月後、母が心筋梗塞になり、闘病の末、9月25日に亡くなりました。父の闘病、母の闘病で仕事も休みがちになり、信頼は陥落しました。毎月21日出勤しないといけないところを17日程度しか出勤できません。出勤率が、80%いってないのです。みんな理解を示してくれて声かけも優しくしてくれています。挙げ句、先日の12月15日に姪が乳幼児突然死症候群で急死しました。家もバタバタして落ち着かないですし、仕事に行く気にもなれないのです。でも頑張って！とか言われると働かなきゃと思います。
でも私の欠勤のせいで迷惑かけっぱなしで、優しい言葉はかけてくれるけど、信頼はないと思います。こんなに不幸ばかり重なってもう生きていくのは辛いです。ちなみに当方心療内科通院中です。

一気にいろんなことが重なる時期なのですね。
そして、周囲への申し訳なさを感じて自分をせめていらっしゃる。

わたしも同じような経験をしました。

父が末期癌闘病と、母のうつ、学生の兄弟の状況で、遠方で働いていたわたしはUターンして転職しました。当時25歳。そして、つらい顔が職場でも家庭でもできなかったので、「家族の幸せが自分の幸せなんだ」と言い聞かせてとにかくがんばって、がんばって、がんばっているうちに、1月違いで父と祖父が亡くなり、葬儀手続き等も自分１人にのしかかり悲しむひまもない現実に、神さまに見放されたような絶望感を味わいました。

生きるのが苦しい、死んでしまいたいと考えるようになって診療内科で、引越し、転職、家族の病気など一気にかかったストレスに適応できなくなったための適応障害と言われました。

そして、今こうして自分の経験を過去のこととして語ることができています。

人間遅かれ早かれ、不幸が重なる時期はきます。今がその時なのですね。
周囲への気兼ね、申し訳なさを感じる気持ちもわかりますが、ただ、忘れないでください。主さんの心が弱っていることを。
そのために、悲観的になり被害的になり過度に自分を責めていることを。
あなたは、周囲の支援を必要であるということを。

まずは、自分が倒れないように仕事は現状維持で。主さんの嵐が過ぎ去った時、職場の人が同じように困っている時は力になってあげればいいと思います。
頑張っている自分をほめてください。すごいことですよ。

長々失礼しました。