看護師お悩み相談室

先日 パニックを起こしやすい方の下部内視鏡の検査介助につきました。
それなりに声がけはしていたつもりですが 途中から 気分不快を訴え、途中で検査終了。
先生に すみませんと誤り、声がけの難しさ、リラックスさせることの難しさを感じた一日でした。
先生からは 真面目なことばかりではなく 世間話でもなんでもいいんだよ。
とアドバイスを頂きました。
うーん。
難しい。
声がけのタイミングや 言葉の言い回し 使い方など 何かアドバイスをお願いします。

　イメージできるように、事前に写真つきのパンフレットをみせると安心できると思います。緊張しないように、プレーヤーを持ってきてもらい、その方の好きな音楽を流したり、清潔が保てるのであれば、家族の方に同席していただくのもいいと思います。
　検査を受けた人に、どんなことが不安だったとか、意外と辛くなかったなど聞いてみるといいと思います。こんなこと疑問に思う患者さんがいますが、以外に辛くなかったよって言ってもらうことが多いんです。昔と違って、管は細くなっています。とか。
　下剤大量に飲んで、お腹もすいてるし、恥ずかしいし、注射されるのも嫌だし、医療関係者に囲まれて怖いし、痛いの嫌だな。って思いますよね。
　この看護師さん、気持ち分かってくれてるんだって思ったら、その人に手を握られたら安心すると思います。でも、どうしても検査できないくらいパニックになる人はいると思うので、自分を責めないでください。パニックになる人に、世間話は、難しいと思います。